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悲しみの果て

最近、エレファントカシマシの歌を聴いて、グッとくることがしばしばあります。

といっても。僕はエレカシマニアではなく、なんなら過去シングルCDを1枚買っただけで、アルバムは1枚も買ってない。
そんな程度の知識なんで、もしかしたら一部間違った情報を書いてるかもしれませんが、ご容赦ください。

前述した、僕が唯一買ったエレカシのCDは、1996年リリースの『悲しみの果て』です。


僕のぼんやりした記憶では。
リリース当時は、1990年頃に起きたバンドブームが落ち着いてきた頃で。
いや、バンド当事者からしたら“落ち着く”という次元ではなかったであろう。バブル崩壊のごとく、ブーム期にデビューしたバンドが続々解散したり、レコード会社と契約がきれたりしてた時期だったと思います。

で、これは最近耳にした話ですが。
この『悲しみの果て』は、エレカシが大手レコード会社との契約がきれ、一旦メジャーシーンから遠ざかった時期に作られた曲なんだそうです。

それを想像すると。
あくまで勝手な解釈ですが、逆境の中でそれでもなんとか未来を模索しようとする、この世界観が余計にグッとくるものがあるんですよね。

あと、いつだったか。だいぶ前なんですが。
エレカシ宮本さんの生活に密着するみたいな、TVの深夜番組を見かけたことがあって。
そのときに驚いたのが、宮本さんの部屋が売れない芸人のような、非常にこじんまりとした部屋だったんですね。
歌手って華やかなイメージがあるけど、実はすげえ苦労してるんじゃないかと想像させられたもんです。


そんなこんなで。エレカシの苦しかった時代を経ての近年の大活躍を思うと、非常にグッとくるし。逆境を乗り越える人の姿って、励みにもなりますよね。

また、それこそが夢を与える仕事を担ってる人間の使命でもあり。
他人を感動させたいなら、自分が苦労を経る、そして立ち上がるということが宿命なのかもしれませんね。


ま、他人の成功にジーンときてる場合ではないんですが(笑)

僕もああなりたいとか思うことこそがモチベーションに繋がったりもするんで、ありがたくその姿に感動させてもらってます。



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