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お笑い初期衝動

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芸人はじめる直前から最初の1年ぐらいを綴ったものです(予定)。 お笑い芸人を志す者のリアルな感情と、目にうつる景色、こんなことが起こったりするよ、ということを綴っております。 …
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2021年6月の記事一覧

お笑い初期衝動

17.いざ電話 さあ松竹芸能に電話だ。 いざかけるとなるとやはりドキドキするものだが、かけ…

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お笑い初期衝動

16.電話番号 おっと。浪花座の公演を観て、感心してる場合ではない。 僕は松竹芸能に入れない…

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お笑い初期衝動

15.技術があるから簡単に見える 浪花座の公演を見終わった。 半分勉強する感覚で見ていたか…

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14.酒井くにおとおる 劇場の公演の出番順というのは、若手から始まり、最後の方は、その劇場…

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13.ダックスープ 浪花座の公演が始まった。 まずトップバッターは、ダックスープという若手…

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お笑い初期衝動

12.初 ここが浪速座。松竹の劇場か‥。 実のところ、浪花座どころか、僕はお笑いライブを一…

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お笑い初期衝動

11.N君の行動力 サラリーマン時代の元同僚N君に、「お笑い芸人になろうと思ってる」と打ち明けてみた。 N君は少し驚いてはいたが、冒険心のあるノリのいい男であったので、「おう、ええんちゃう?」と言ってくれた。 「よゐこが松竹に電話したら、簡単に入れたらしくて。同じように電話したら入れるんかなぁとか思ってて‥」と僕が言うと。 その数日後、N君はさっそく浪花座の割引入場券を2枚持ってきた。 浪花座とは当時の松竹の劇場で、吉本でいうところの花月である。 「これ金券ショップ

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10.簡単に入れる!? あれは何年か前の、『EXテレビ』という深夜番組。 その日の放送は、当時…

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