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お笑い初期衝動
16.電話番号
おっと。浪花座の公演を観て、感心してる場合ではない。
僕は松竹芸能に入れないかと画策している最中であることを思い出した。
よゐこさんが言っていた「松竹に電話したら簡単に入れた」、これを実行しないといけない。
松竹芸能の電話番号は何番なんだろう。。
思いつきのプラン故、僕はまだ電話番号も知らないのだ。
う~む。どうしよう。
その時。
ふと、浪花座のロビーに目をやると、そこにはいろんな公演のパンフレットが置いてあった。
ひょっとしたら、あのパンフレットに…。
パンフレットを手に取り、見てみると。下の方に松竹の電話番号っぽいものが書いてあった。
こ、これだ!!
なんだか、宝の地図を見つけたような気持ちになった。
もしかしたら、僕の目的としてる番号ではなく、全く無意味な別の部署の番号かもしれない。が、それは電話をかけてから考えればいいこと。
まずは電話をする手がかりだけはつかめたのだ。
僕はそれだけでも、大いなる希望を感じた。
浪花座の扉を通り抜け、外に出た。
見上げるとそこには、雲一つない、どこまでも広がる青空があった。
ここをポチッとすると、ボクをサポートできるんだって。 うっふん。