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自分が欲しいモノを創る

Paul Grahamの言葉に「Make something people want」があります。僕はモノ創りが大好きです。新しい価値を創ることも、存在する価値を大きくしていくことも好きです。自分が欲しいと思ったモノを創り続けること、それが僕の人生の目的の一つです。

これはProduct Manager Advent Calendar 2019の24日目の記事です。メリークリスマス!

なぜ、プロダクトマネージャーになったのか

僕のプロダクトマネージャー (PdM) の定義は「プロダクトを成功させること」に責任を持ち「プロダクトに対しての意思決定を持っている」役割だとしています。

元々エンジニアをしていた僕の根っこには、自分でプログラムを組んで、モノを創ることに対して寝食を忘れるくらいのめり込みたいという気持ちがあります。しかし、自分で手を動かすことによって成果を出せる限界があることを知りました。より良いプロダクトを創りたい。もっと世界をより良くしたい。まだまだ1ミリも何も成し遂げられてないですし、こうやって言葉にしているだけかも知れないですが、良いプロダクトを創りたい、それが僕がPdMになった唯一の理由です。

自分が欲しいモノ

変化が激しい世の中、良いプロダクトを創るためには学び続けなければならないと考えています。どのように学べばいいのか
。効率的な方法を知る術を知りませんでした。ある仮説を立てました。

世の中のPdMがシェアしている情報を集めれば、有益な情報ソースとなるではないか。

この仮説を検証するために、Twitter Botのプロダクトを創りました。方法は以下です。

1. 情報を発信しているPdMをリストアップする
2. Twitter Developerに登録してアプリを作成する
3. Twitter APIを通じてPdMのツイートを収集する
4. 収集したツイートの中で複数のPdMがシェアしている記事を有益の記事と定義して、特定のBotでツイートする
5. 上記スクリプトをサーバーで動かし、自動化する

その結果できたTwitter Botが以下です。

自分で100行くらいのスクリプトを書いて、自分でサーバーを借りてcronでN時間毎にツイートするように自動化されています。数時間で実装しました。

学びと反省

実際に作ってみると、学びと反省が沢山あります。

・ツイートに含まれるURLはTwitterが公式サービスとして独自に開発したURL短縮サービス「t.co」によって、短縮URLになってしまっているため、そのまま扱うことができず、リダイレクトさせたURLを使用する必要がある
・100人くらいリストアップしたが、複数人がツイートしている記事は意外と少ない
・URLを発信するだけでは、誰もリツイートしてくれなく、アカウントに流入してくる新規ユーザーのチャンネルが存在しない
・誰も気がついてくれなくて悲しいので、自動ファボ機能も追加で実装した

しかしながら、実際にツイートされている記事はそこまで質が低くないのではと思っています。もう少し運営しながらチューニングをしてみようと思います。

創り続けたい

思いついたアイデアがすでに世の中にプロダクトとして存在しているとか、自分には無理なのではないかとか、誰にも使ってもらえないのではとか、創ることのハードルは様々ありますが、これからも自分が欲しいモノを創り続けていきたいと思います。モノ創りは最高に楽しい。

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