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【ファビング】会話中にスマホを触ってると人間関係・恋愛関係が破滅する5つの理由

今やスマホなしの生活は想像しにくいですけど、食事の場やデートの最中でもお構いなしにスマホに夢中になってる人を見ると、さすがに「今くらいスマホは置いといたら?」とか思うわけです。せっかく同じ時間を共有してるんだから、オンラインで楽しもうよって気持ちですね。

英語圏では、こういう「目の前の人よりスマホに夢中になっている」みたいな態度・状況のことを「ファビング(phubbin、phoneとsnubbingを組み合わせた造語)」と呼んでたりして、人間関係をぶち壊す大きな要因の一つになるんじゃないかって声もあったりします。

また、ファビングは恋愛関係にも不利に働くことが研究により判明しております。例えば、平均年齢31歳の男女308人を対象にした研究では、パートナーがいつもファビングをしてる(自分が目の前にいるのに彼氏/彼女がスマホに注意を奪われていることが多い)と回答した人ほど、恋愛関係の質が低く、満足度も低いと感じていることが分かったんだそうな。さらにこの研究では、恋愛関係の満足度の低下は、人生の満足度の低下とも関連していたらしいんですよ。つまりファビングは間接的に人生の満足度も下げちゃう可能性があるし、些細なことだと軽視してると痛い目見るかもよーって話っすね。

で、今回はファビングが何で人間関係によくない影響を及ぼすの?ってところを考えてみようと思います。「お菓子が体に悪い!」と一言でいっても実際にはお菓子によって異なる成分が悪さをしているのと同じように、ファビングもいろんな経路を介して人間関係を蝕んでいくのだ、ということが近年の研究でわかってきてるんですな。まあそうはいっても現時点でそこまで確立した分野ではないし、世代によって影響が違ってくるって報告もあったりするんで、どこまで一般化できる話かは怪しいところもありますけど、いい人間関係を築いていくために、日ごろファブってる人もファブられてる人も何らかの参考にしていただければと思います。


1. 相手を信じられなくなる

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