母親達はなんのために働くのか

億り人を目指すワーママのnoteをお読みいただき、ありがとうございます。

日米ともに株高なので新規投資は一旦お休みしています。数十万円ほど含み益が出ておりまして、資産を一億円にする目標からは遥か遠いですが、今年頑張って投資を初めて良かったな!と思う次第です。

今日はママが働くことについて、です。

出産することで「なぜ働くのか」という問いに直面する女性たち

私は①親元から早く離れて経済的にも物理的にも独立したい②仕事を通じて自己実現がしたい という理由で独身の頃は総合職で文字通りバリバリ働いていました。

しかし子どもが産まれると状況が変わりました。①夫の稼ぎだけで生活出来ないわけじゃない②自己実現なんなよりも子どもが幸せになることこそが一番大切 と、価値観が大きく変わったのです。

そして、「働く必要ってあるのかな?」という思いが浮上してきました。

保育園に預けることで、子どもと一緒にいられる時間が減ってしまう。子どもは寂しがらないだろうか? 責任が重くプレッシャーが強い業務だが、仕事をあがったあと、子どもと楽しくおうちで過ごせる時間と余裕を確保できるだろうか?収入が多少減っても子どもとの時間を大切にした方がよいのではないか?私が働くことで本当に子どもを幸せに出来るのだろうか?

きっと世の働くお母さん達は皆通る道なんだと思いますが、私も今、同じような悩みに直面しています。

最近は主夫になる方や、子育てを大切にするお父さんも増えてきていますが、まだまだ「男は働くのが当然」という意見が主流に感じます。

一方女性は「専業主婦の家庭で育ったこと」「同世代に専業主婦の家庭がまだまだあること」「母親が子育てをすべきだという社会通念があること」「出産と育児をする中で子どもへの愛情や愛着が高まっていること」などの理由から、働くことへの思いが揺らぐ人がかなり多いように思います。

シンママのお友達が教えてくれた働くことの意味

先日シングルマザー(以下シンママ)のお友達にお会いした際に、「子どもを安心して育てるために働き続けるし、むしろ経済的に安定したいからキャリアアップしたい」と教えてくれました。

気配りができて美人さんの彼女は引く手あまたですが、「相手に経済的に依存すると何かあったときにリスクが高い」「娘と同居するのに相応しい人としか再婚したくない」と考え、経済的な目的や、自分の寂しさを紛らわせるための再婚はしない、と。

彼女の柔らかくどこか凛とした表情が印象的でした。

働く意味を再考する

彼女のお話しを聞いていて、なるほど、と気付かされることが多々ありました。

仮に運良くパートナーに恵まれて経済的に安定していたとしても、伴侶の病気や死別や離婚などに見舞われる可能性は、誰にでも常にあるわけです。

だからこそ「どんなときも経済的に自立が可能でかつ安定していること」は、息子が巣立つその日まで親の責務として確保しておきたいなと思いました。


親として子どもに与えたいものは色々あります。

手作りのご飯、ゆったりした時間、安心や安全、経済的なゆとりなど。私はきっと、その全てを準備することは出来ない。でも、働くことでこの子の未来を守れるのかもしれない、と少し思ったのです。

得意なことで家族を幸せにする

家族を幸せにする方法は色々あるけれど、どんな形であろうと、家族のために全力で生きる人はみんなカッコいい。働くお母さんも、家を支えるお母さんも、みんな素敵だし、みんな大変なんです。

外で働くのか、働かないのか。どちらの道が正しいとか、より愛情が深いということはないはずです。みんな、それぞれの持ち場で、それぞれの得意なことで自分の家族をもっと幸せにすればいいんだと思います。

ただ、世の中的には、まだまだ家にいるお母さんが理想像で、働く女性が後ろ指を刺されることが多い気がします。だからこそ、「なぜ働くのか」という理由を明確にしておくことで、ワーママは自分の選択に自信を持てるように思います。

お金を稼ぐ道は一つじゃない

ついつい忘れがちですが、会社で働くというのは、お金を稼ぐ方法の一つに過ぎないんですよね。

年収一千万円だろうが、年収三百万円だろうが、勤め人はみな労働者。むしろ、年収が高いほど縛りが多く、職場の人間関係や、転勤リスクや、想定外の残業など、たくさんの制限の中で働く必要があるため、家族のための時間が思うように取れないケースも多いです。

オンラインサロン、ユーチューバー、ネットショップなど、今はお金を稼ぐ方法が多様化してきていますから、お母さんが子育てをしながら収入を得るためには様々な方法があると思います。

経済的な安定や子どもの教育費の確保という目標を実現するための道は一つではありません。

私自身は、勤め人生活の傍らで空き時間を活用しながらコツコツ投資を続けて、十年以内に億り人となり、アーリーリタイア等で自由な時間をより多く確保出来る様に、これからも頑張っていきます。



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