失敗から学ぶ者だけが、億り人への切符を掴む

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私は、億り人になれる人＝失敗から学ぶ人だと考えています。

どんな強運の持ち主でも、どんな天才でも、百発百中で成功するのは不可能です。あの世界のイチローの全盛期の打率ですら４割弱ですから。

億り人も、短期的には損を出す局面があったはずです。しかし失敗にくじけずに、結果的に利益を大きく伸ばしているわけですから、彼らは「失敗を謙虚に振り返り、学びを得て、進化し続けてきた人」であることは間違いありません。

試しに皆さんも一緒に想像してみて下さい。もしも、自分が勢いで買った株で100万円損してしまったら。あなたはどんな反応をしますか？

＊「たまたま運悪くノリで買った株が損しただけ」と、運のせいにする。

＊「〇〇さんのメルマガのせいだ」と、他人のせいにする。

＊「私には才能が無い、もう諦めよう」と自己否定に陥り、放棄する。

＊「どうしよう、、早くこの失敗を取り戻さなきゃ」と焦って深入りする。

おそらく自然な反応としては上記が多いのではないでしょうか。

そんなとき、億り人はこんな解釈をするだろう、と私は考えています。

＊自分には「ノリで株を買う」という、深く考えずに調子に乗る浅薄な部分がある。悪い癖を反省し、再発防止策を講じよう。

＊自分が今、失敗できたことで、将来もっと大きな失敗をせずに済んだかもしれない。だから、今この失敗をしたことにはとてもラッキーだ。

＊誰もが失敗はする。だから今回失敗したからといって、自分はダメな人間ではない。むしろ失敗をしたことを認める自分を褒めて、次へ進もう。

失敗した言い訳を作って逃げてしまうのはとても簡単。一方、「自分の弱さを客観的に認め真摯に向き合う」というのは非常に困難です。

だから、億り人になれる人はとてもメンタルが強いのではないか、と私は考えています。

思考回路というのはただの考え方のクセなので、自分自身で意識して変えられるはずです。

言い換えれば、相当気を付けなければ同じ考え方をグルグルと繰り返してしまうので要注意です。

まずは自分の思考のクセに気付くことが大事です。しかし、自分の口癖を知らない人が多いように、クセというのは自分自身では中々見いだせないものです。

自分が損したときにどういう心の動きをするのか、一度冷静に振り返ることをお勧めします。でないと、大なり小なり、同じことを繰り返してしまいますから。

「 勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし 」という格言の通り、私たちは失敗から学ぶことこそが大事です。

自分の弱点をよく知り、お互いよい投資をしていきましょう！