【闇属性】ハローワークの闇を知っていますか?
初めまして!おくらです。
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ハローワークの深い闇を知っていますか?
今回は知らないとやばいハローワークの闇について、ご紹介させていただきます。
皆さんが転職活動を始める際は、求人サイトや転職エージェントに登録してから始める方が多いと思います。
人によっては、友人の紹介や企業に直接応募するというケースもあるのではないでしょう。
一方で、ハローワークの利用を考えている人は比較的少ないのではないかと思います。
誤解を恐れずに言うと、それはおそらく皆さんの中で、ハローワークに対するイメージがあまり良くないことが原因と考えられます。
ネットでも、ハローワークは年収が低くて、ブラックな求人ばっかりだという書き込みも多いですし、
特に現在正社員として働いている場合、あえてハローワークを利用しようと思う方は多くはないと思います。
しかし、令和2年度のハローワークに登録された新規求人は、何と700万件を超えています。
こんなに求人数が豊富なハローワークを本当に利用しなくてもいいのでしょうか?
こんなに求人数がいっぱいあるなら利用した方がいいんじゃないかと思われる方もいるかと思いますが、
結論からお伝えすると、
ほとんどの方は、あえてハローワークを利用するメリットは少ないため、おすすめはしません。
しかし、利用しないとしても、転職方法の一つとして、ハローワークのことは知っておくべきだと私は思います。
サービスの価値を知っていて利用しないのと、何も知らずに利用しないのでは全く別物です。
そこで今回は、「ハローワークの闇」また意外と知られていないメリットに関して詳しく説明します。
実は私自身、ハローワークを利用したことがあります。
結果として、そのような経験も踏まえ、私自身がハローワークについて感じたことをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
前提としてお伝えしたいのは、この記事は、ハローワークを否定したいという記事ではありません。
ハローワークによって多くの雇用が創出されていますし、ハローワークがなくなってしまったら、雇用ができずに潰れてしまう企業も少なくありません。
そのため、ハローワークは悪だから使うなというわけではなく、メリットデメリットがあることを知って、今の自分に最適な転職方法を見つけよう。
そんなスタンスでこの記事を見ていただければと思います。
「ハローワークの闇」一つ目は、転職キャリアのプロではないということです。
ハローワークに勤められている全員とは言いませんが、基本的に職員は公務員であり、民間企業で働いた経験がない方が多いです。
その状態では、民間企業での働き方がわかっていないだけでなく、転職支援ノウハウや求人を見定めるスキルなどは、ほとんど持ち合わせていないケースが多いです。
そのため、求人がブラック企業かどうかの判断もつかなかったり、求職者に適した求人を提案できないというケースをよく耳にします。
そもそも全国に700万件もある求人から、求職者に最適な提案をすることは不可能に近いのかもしれません。
実際に私のような転職に詳しい人間からすると、ハローワーク内部には、転職やキャリアのノウハウを持ち合わせていないことが予想されます。
確かに求人数という点では優れているとは思いますが、現在においては、多くの企業は求人サイトや、転職エージェントに求人を掲載したり、自社ホームページにも掲載しています。
そのため、わざわざ膨大な求人数があるという理由だけでハローワークを利用する必要はないのではないかと思います。
「ハローワークの闇二つ目」取り扱い求人に偏りがあるです。
実は、採用する企業側には、ハローワークへ求人を出すメリットがあります。
それは、ハローワークで企業が人を採用すると、国や自治体から補助金をもらえるということです。
無料で採用できて、かつ補助金までもらえるわけですから、企業にとってはメリットが大きいですよね。
しかし、私はハローワークの求人に一定の傾向を感じています。
もちろん、ハローワークに求人を依頼している全ての会社に当てはまるわけではありません。
求人サイトや、転職エージェントも、まず対応媒体を広げるという意味で、並行して活用している企業もあります。
あくまでも、現場で肌感覚としてのお話になりますが、少なくとも私は人に投資をするという考えが少ないと感じていました。
時間をかけて、長くお付き合いをできる人を採用したいというよりも、いかに安く、なんなら、どれほどの補助金がもらえるかなどを優先している経営者や人事責任者が多い印象でした。
もちろん全員がこういった考えではないでしょうし、ビジネスですから、経営者がこのように考えることが一概に悪いわけではありません。
しかし、人に投資をしない姿勢の会社は、人件費にお金をかけたくないわけですから、社員の給与が非常に低いケースが多いです。
また、そういった会社には優秀な人材は集まらないですし、人がすぐに辞めてしまう会社体質になりがちです。
そのような組織では、事業やビジネスも時代の変化についていくことが難しく、結果的に、衰退していくことになるでしょう。
などをしっかりと確認してから転職するようにしましょう。
「ハローワークの闇三つ目」は入職数を目標にしているです。
これは民間の人材紹介会社でも同じようなケースが多く、ハローワークも入職数を目標数値としています。
ここで言う入職数とは、職に就くことを意味しています。
民間の人材紹介会社であれば、ビジネス契約なので、契約書にキャンセル返金規定という項目があります。
もし入社後に、企業等入職者のミスマッチが原因で、早期離職が発生した場合、退職タイミングに応じて、紹介手数料を返金する規約があります。
そのため、人材紹介会社は、企業等転職者のミスマッチが発生しないよう、入社後に定着して活躍してもらえそうな求人を紹介しようと努力します。
ハローワークも同じく入職数を目標にしているのですが、民間企業でもなければ、企業とビジネス取引を行うわけでもないため、返金規定がありません。
結果的に、入社後の活躍を考えずに、転職先を紹介してしまうケースが多いです。
さらに、入職決定先が二つ目の闇でお伝えしたように、求人の質に偏りがあるため、早期離職や転職者にとって、有益性の低いキャリア形成に繋がってしまう可能性が高いです。
本来であれば、どの求人に応募すれば、理想的なキャリアを築けるのかと相談したいところですが、
一つ目の闇でお伝えしたように、相談員は、転職のプロではないため、相談しても有益な回答を得られる可能性は低いです。
結局は、相談員に任せっきりにせずに、自分自身でもしっかりと求人や企業のことを吟味しなければいけません。
そのことから考えると、あなたはハローワークを利用するメリットがあるのかをよく考える必要があると私は思います。
ここまで、ハローワークのデメリットをお伝えしてきましたが、
実はハローワークを使った方が、現職先が決まりやすいケースもあります
それは、人材紹介や求人媒体などでは、内定を取るのが難しい方です。
先ほどの二つ目の闇でお伝えしたように、ハローワークの求人には偏りがあると言いましたが、
逆に考えると、人材紹介会社が扱う求人、求人媒体が扱う求人にも一定の偏りがあります。
求人企業の質が高い可能性はありますが、そういった会社はお金をかけてでも人を採用しようとしています。
そのため、人に投資する会社が多い反面、採用目線も高く、ハローワークの求人等を比較すると、内定を得る難易度が一気に上がります。
例えば、転職エージェントを利用すると、未経験に近い方であっても、100万円近く紹介会社に人材紹介料を支払わなければいけません。
いくら人に投資する会社でも、すぐにパフォーマンスが発揮できるかわからない方にポンポン何百万円も払う企業は少ないです。
そのため、人材紹介や求人媒体に掲載されている求人応募しても、そもそも受からないという方が少なくありません。
転職活動は、数を打てば当たるというような簡単なものではなく、何百社受けようが、採用基準に全く達していないようであれば、1社も書類が通らないことはよくあることです。
一方で、ハローワークに掲載されている求人は、企業は補助金も出ますし、
仮に仕事に慣れていない方でも取り組みやすい仕事を依頼している可能性が高いため、そちらの方が内定を得やすいです。
また、都市部以外の地方エリアで就業を考えている方も、ハローワークを利用することで内定を得やすくなることがあります。
人材紹介や求人サイトを使う会社は、首都圏や都市部に集中しており、それ以外の地方エリアでは、まだまだハローワークがメジャーな採用手段になっているケースも多いです。
そういった地方エリアの場合、ハローワークにも有料求人が掲載されている可能性もあるので、これまでお話してきたデメリットが発生しない可能性も高いです。
地方での就業を考えているものの、今の転職エージェントに求人が少ないと感じているのであれば、一度ハローワークの求人を探してみるのがおすすめです。
まとめ
では今回の記事のまとめです。ハローワークの闇として、次の三つを紹介しました。
しかし、ハローワークの全てが悪いというわけではありません。
今の環境次第では、内定を得やすいケースもあるので、これまでの経歴や今の環境を考えた上で、最適な展示方法を活用することがおすすめです。
転職エージェントを活用したい人はこちらを紹介しておきます。
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