【大前提】仕事の変え時を判断する前に
初めまして!おくらです。
転職について発信してます。
ということで今回の記事は、
次の三つについて解説した記事の細分化した内容になっています。
一つ目、大前提
二つ目、職場の変え時3選
三つ目、どうしても職場/仕事を変える勇気が持てない人
この三つですね。
それでは本題に入りましょう。
まず前提。皆さんは「自分株式会社の社長」です。
ここからですね。仕事の変え時を判断するにあたり、大前提を共有しておきましょう。
こういう後ろ向きな発想になってしまうからですね。
さて、その大前提とは何か、それは皆さんは「全員社長だ」っていうことです。
あくまで実質的にはの話ですよ。
こうやって考えてみましょう。
皆さんは人材派遣会社の社長です。
とはいえ従業員はまだいません。
他社に派遣できる人材は自分1人です。
皆さんは社長の目線で、唯一の人材である自分をどこに派遣するか意思決定しているってわけです。
どんな人であれ、今の職場で働くにあたり、いろんなことを考慮しているはずです。
例えば給料が良さそうだなとか、これならやれそうな仕事だなとか、新しいスキルが身に付きそうだなとか、この勤務地都合がいいなとか、そういう感じですね。
これは社長の目線で一番いい派遣先を探してるのと変わりません。
結局皆さんの勤務先というのは、自分株式会社の取引先の一つなんですね。
自己投資というのは、見方を変えれば「従業員教育」です。
人材派遣会社の社長として、従業員、つまり自分を教育することで専門性を高めて、売り上げを大きくしていくわけですね。
皆さんはこんなこと考えたことありませんか。
皆さん経験ありませんか。
自己投資をしない人というのは、この言葉がブーメランになります。
皆さんは人材派遣会社の社長でありながら、唯一の派遣人材である自分の教育にお金をかけていないんですね。これでは従業員が育つわけないですよね。
従って売上・給料が劇的に伸びるはずもありません。
経営学の第一人者であるピーター・ドラッカーはこんなことを言ってます。
若者がという表現になっていますが、これはもっと多くの人に当てはまりますね。
何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかを考えよう。
これはまさに人材派遣会社の社長として、自分をどこに派遣したいか、
つまり自分を使って何をしたいか考えようっていうのと同じ着眼点です。
自分というのは、「自分株式会社の社長」である。
こう考えると、人生の主導権を一気に手元に引き戻すことができるようになります。
問題の責任者が自分になるからですね。
例えば、この会社の給料は低すぎるって思うのなら、そこに自分を派遣しているのは、社長の皆さん自身ですよね。
仕事がつまらないよって思うのなら、そこに自分を派遣してるのは社長の皆さん自身です。
人間関係が最悪の職場だよって思うのなら、そこに自分を派遣してるのはこれも社長の皆さん自身ですよね。
でもこれを聞くと、こういう全て自己責任です。みたいな考えはちょっと冷たい感じもしますよね。
人それぞれ能力や境遇が違うからです。
だから、何もかも自分のせいで自分は駄目な奴だ、こんなふうに自分を追い詰めてしまう必要はありません。
つらいとき、大変なときは自分だけで抱え込まずに声を出して助けを求めましょう。
自分ではどうしようもない理不尽を乗り越えるには、やっぱり周囲の助けも必要です。
でもその一方で、何もかもを他者のせいにしすぎている人も少なくない。こう感じるのも事実です。
このあたりはバランス感が求められるって言う他ありません。
このあたりの線引きセンス、難しいですよね。生きるセンスの一つです。サラリーマンというのはもたもたすると牙を抜かれがちです。
本当は実力があるのに自分に力がないと思い込まされてしまうケースが多いんです。
でも、そうやって自信を失っている人にこそ、自分は自分株式会社の社長なんだ、この職場に自分を派遣すると意思決定したのは、社長の自分なんだ。
こういうふうに考えてほしいなと思います。
ここを出発点にすると、突破口が見えてくるからです。
自分は人材派遣会社の社長みたいなものである。これが今日の話の大前提です。
大前提がわかったら行動あるのみ
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