見出し画像

こちらは、さいはて映画祭の開催地・珠洲市の「いろは書店」さんのツイートです。

春日神社や、いろは書店さんがあるのは、珠洲市役所そばの飯田町。
この飯田町で、4月20日に町の守り神「春日神社」の春祭が三年ぶりに行われたそうです。

コロナ禍による中止を経て、三年ぶりの催行。
「御神輿に手を合わせる、氏子の皆さんの姿が、本当に素敵でした」
という一文が胸に沁みます。


こちらのツイートがきっかけで、先日行った落語会で、ある噺家さんが話されていたことを思い出しました。

前座の頃からずっと高座に上がる度に「ご来場ありがとうございます」とあいさつをし続けているけれど、正直なところ、それは自分にとって定型のあいさつでしかなく、毎回、口が自動的に言っているような感覚だった。
だがコロナ禍で寄席が休業になった時期があり、ネット配信のために無観客で高座に上がるという経験もして、何とも言えない味気無さがを知った後、寄席にお客様が戻っていらしたときには、初めて心から「ご来場ありがとうございます」と言えた。

こんな風に、「一度無くしたことで、その大切さを改めて知る」という経験を、この二年余りの間に多くの方がされているのではないでしょうか?
まだまだ日々の暮らしのなかには不安や問題が数多く残っていますが、だからこそ、時おり出会える大切な瞬間をしっかりと味わって、心の糧にしながら乗り越えていきたいなと思います。


今日も読んでくれて、あんやとね~。
ほしたら、またね~。

*************
Twitterもぜひフォローをお願いします!
@okunotocinema

スキ♡ボタンは、noteに会員登録してない方も押せますよ!

よろしければサポートをお願いします! いただいたサポートは「さいはて奥能登珠洲映画祭実行委員会」の活動費として、ありがたく使わせていただきます。