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これからの会社員の課題図書

本格的にビジネス本を読み始めたときにはじめて読書術についての本をみかけ、読書術を売ろうと考えた人はすごいなーと感じたことを思い出しました。

例えばゲームの攻略本や料理のレシピ本は、ゲームや料理が目的で、その目的を果たすための手段として本があります。
つまり読書も手段になると思うのですが、手段であるはずの読書の仕方を本で学ぶという発想は僕の中になく、斬新さに度肝を抜かれました。

今では本屋に読書術についてのコーナーもあるくらいで、当時よりもだいぶ慣れましたが、斬新さとともになんとも言えない違和感のようなものも感じていて、読書術についての本を手に取ったことがありませんでした。


今回ご紹介する本は、ビジネスで活躍するために読書をどのように活用するかというという視点で読書術がまとめられています。
その辺りのことは、正直こちらの本でなくても、他の読書術の本やなんだったらネットにも似たような情報が転がってはいると思います。

ただ、読者術のみでなく、著者のオススメの本が課題図書という形で紹介されている点が、他の本ではカバーできないと感じたので、購入に至りました。

自分で買う本を選んでいると、どうしても似たジャンルの本に偏りがちです。
かといって、あまり興味のない本や自分のレベルに合わない内容の本を無理に読もうとすると、結局読まなくなってしまうというジレンマがありました。

こちらの本では、普段読まないジャンルの本を幅広く紹介してくれており、また著者の説明がわかりやすいため、苦手意識を持つことなく様々な分野の情報を得ることができます。
さらに、各ジャンルの入門としてもオススメの本がピックアップされているため、その解説で興味をもった本を実際に読んでみるということもしたくなりました。


"本を読んで分からない部分やもっと知りたいと思ったことついて、次の本を読み学ぶ"という連続した読書について、丁度前半部分で紹介がありますが、まさにそれに適した1冊です。

よかったら、みなさんも連続した読書のはじまりに
手に取ってみてください。


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