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ウイスキーと泡盛のブレンド「新里」を飲んだ 2024.3.15

人にあげるため、沖縄ショップに泡盛を買いに行きました。

同じ値段帯の泡盛がたくさん並んでいたので、お店の人に相談してみたところ、こんな感じの会話になりました。

「すいません。泡盛を贈りたいんです。どれがオススメですか?」
「どんなお酒が好きな方へのプレゼントでしょうか」
「えっ、……たしかウイスキーが好きだったと思います。僕も最近飲んでますけど」
「それなら、ウイスキー樽で発酵させたこちら、あと、ウイスキーとブレンドした泡盛もありますよ」
「ウイスキー泡盛……? そんなのがあるんですか」
「こちらです」

なんだか高そう、っていうか高かった(紙袋含めて2,802円)

店員さんは奥に引っ込んで行き、開封済みの瓶を持ってきてくれました。

「匂いを確認していただければ、よく分かると思います」
「どれどれ……。おおっ、ウイスキーですね」

大変うまそうな香りが鼻に飛び込んできました。
ここで僕はこう思います。『僕が飲もう』と。

というわけで、「新里(Shinzato)」を1本買い、家に帰ります。人への贈り物? 何それ美味いの?

夕食と風呂の後、さっそく箱を開けて瓶を取り出して飲む準備をしていると、背後に殺気を感じました。

Generated by DALL-E3。こんな可愛くな……うわやめろくぇrtyふじこ

娘のモッさんに叱られました。もっと建設的なことにお金を使えとのことです。ビルでも建てろということでしょうか。ほかにも色々小言を言われましたが……。

そんなの関係ねェ。ということで改めて箱を開けて。

ペリッと蓋のカバーを開けます。

瓶の蓋を回し開けると、強い芳香に頭がクラッとしました。
さあさあ、とりあえずストレートでちょっとだけ。

ほんのちょっとでもストレートは……きっつ。

きっつ。「alc.43」なので、ストレートで味わってはいけないものでした。天然水をあっためて、お湯割りを試します。

水割りよりお湯割りの方が良かった。

うっま。
ようやく箱の裏に書かれていた「まろやかさ」を味わうことができました。そのほか、箱の裏には特徴やら飲み方の提案やらが書かれています。

樫樽貯蔵泡盛13年古酒を配合したスピリッツの使用
スコットランドのウイスキーをベースに泡盛を配合したスピリッツをブレンドし、麦芽の力強い風味に米由来の繊細で柔らかな甘みをプラス。
ヘビーチャーの新樽で追熱
泡盛古酒由来のバニラ香と樽由来のバニラ香が複雑に絡み合い濃厚でまろやかな味わい。
ノンチルフィルタード製法
冷却ろ過を行わず樽熟成で得られた豊富な香味成分を余すことなくボトリングしている。
飲み方の提案
ロック・オンザロック・水割り・炭酸割り

なるほど、ほうほう。確かに「柔らかい甘み」と「バニラ香」は分かったかも。自分でその表現はできなかっただろうけど。いつか言ってみたい。

「これは……ッ! まろやかでいて、柔らかな甘みがあり、ほのかに香るバニラ……麦芽の力強さもあるな。樽熟成の香りが余すことなくボトリングされているぞ……」

なんてね。