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未来を切り拓く「新しい資本主義」とは?グランドデザイン及び実行計画を読んでみた。

あなたは『新しい資本主義』を読みましたか?
理解していますか?
今回は岸田政府が出した資料から『新しい資本主義』をザックリ読んでみました。


新しい資本主義の グランドデザイン及び実行計画https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/ap2022.pdf


(3)貯蓄から投資のための「資産所得倍増プラン」の策定
我が国個人の金融資産2,000兆円のうち、その半分以上が預金・現金で保有されている。この結果、米国では20年間で家計金融資産が3倍、英国では2.3倍になっているが、我が国では1.4倍である。
家計が豊かになるために家計の預金が投資にも向かい、持続的な企業価値向上の恩恵が家計に及ぶ好循環を作る必要がある。
このため、個人金融資産を全世代的に貯蓄から投資にシフトさせるべく、NISA(少額投資非課税制度)の抜本的な拡充を図る。また、現預金の過半を保有している高齢者に向けて、就業機会確保の努力義務が70歳まで伸びていることに留意し、iDeCo(個人型確定拠出年金)制度の改革やその子供世代が資産形成を行いやすい環境整備等を図る

出所:首相官邸

どうやら、NISAとiDeCoをいい方向にしてくれそうでありがたいです。

そのうえで国策になりそうなキーワード
・量子技術
 ・演算・通信・暗号
・AI実装
・バイオものづくり
 ・微生物による物質生産
・再生・細胞医療・遺伝子治療等
 ・ゲノム編集
 ・オルガノイド(試験管で人工的に作るミニ臓器)
 ・ゲノム医療
 ・治療薬・ワクチンの開発
・6G実現に向けた研究開発


国策に売りなしという言葉もあるので、
このあたりをビジネスにしている会社はのびしろがあるかもしれないですね。
微生物が気になる。
この前、ヘルペスのウィルスで抗がん剤開発してリリースした企業がありましたよね。
私のがん保険の抗がん剤特約にこっそり追加されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC019GZ0R01C21A1000000


微生物も何かヒット作が生まれそう。


ディスっているような、気になる文言

高齢者などデジタル技術に不慣れな方が身近な場所でデジタル機器の使用方法を学べるようにするため、デジタル推進委員を配置し、誰一人取り残されないデジタル化の実現を目指す。

出所:首相官邸

デジタル推進委員って。オイオイ。
私、なれるかも。
でも、教えるのはめんどくさい。
自分で学んでほしい。
各自、自学自習で勉強しましょう。


出所:首相官邸

可処分所得が多いと、当然こころに余裕がうまれるので
消費や投資に向かいますよね。
国で比較されると差が歴然。
アメリカやイギリスでビジネスしていると儲かるわけですわ。
モノやサービス買ってくれると、企業も儲かるし、
その企業に投資したアメリカやイギリスの投資家は、株主還元のおかげで20年で資産2.3~3倍に増えたといういこと。
お互いWinWin
401k(日本のiDeCo)でつみたてたアメリカ。
ISA(日本のNISA)でつみたてたイギリス。
とても単純明快。

日本の株主優待とか、意味不明。
クオカード500円くれるけど、お得に感じない。
私は小学生ではないのです。


そうなると、現状では米国か、先進国に投資するのがよさそうです。
ふむふむ。


というわけで、今回は『新しい資本主義』をザックリ読んでみました。

淡々とつみたてましょう。

ではでは。