「社員をサーフィンに行かせよう」は役に立つのか
外で遊ぶのが何より好きだ。
家にいるときはいつも少しだけブルー。
パタゴニアは本当に遊びやすい。
夏はパタゴニアのショーツで海を泳いで、また次のスポットへ移動する、着替えはいらない、乾くから。
ミニマムパッキング、手軽なシュノーケリングの強い味方だ。
日焼けしたくないなら、キャプリーンTシャツを着ればいい。同じくよく乾くし、安心して水浸しになれる。
夏が終わるのがまことに遺憾だ。
山ではどうか?富士山頂で雨風ビュービュー悪天候でもパタゴニアのレインウェアが体温を守ってくれた。
尾瀬のハイキング時に猛烈な豪雨にも快適に過ごせたのは、レインウェアさまさまだ。
冬の散歩は寒くて気が滅入る、レザージャケットも好きだけど、重い服だと歩く気になれない。
解決してくれるのは、化繊の中綿ジャケット。
正直、見た目はお世辞にも可愛くないけどストレスがない。
もちろん他のアウトドアウェアでも代用可能かもしれない。
しかし、パタゴニアがgoodなのは機能だけじゃない。
トレンドに左右されない硬派な点や、「破れても裂けても修理して使いない。」「必要な服だけ買いなさい。」というイデオロギー。
フェアトレード、環境•動物への配慮など罪悪感なくノーマインドで買えるところもいい。
エネルギーを使うから、ジーンズは洗わず凍らせろ!みたいな代案の提示に「まじかよ、、狂ってる、、」と思ったことを思い出した。
(下部に出典をはっておきます)
パタゴニアが信用できないなら、他が信用できるとは到底思えない。
パタゴニアの経営戦略に踊らされている、という邪念も浮かばなくはないけど、知性を減らしてノーマインドでおもくままにエモに徹する、それが信仰というもの。
セレクトショップとコラボとか、商業主義まるだしなダサい施策も見たことがない。
本の話
わざわざこの本を取る人がパタゴニアを好きじゃないということはあり得ない、とどのつまり経典みたいなものだった。
フリースの歴史や友達や家族を雇いすぎて、経営が傾いた話など、読み物として面白い。
モノを買うこと、消費すること、資本主義にからめとられた無自覚な暴力性を再認識する機会にもなるかもしれない。
経営に関する本なので、サラリーの自分には役には立たないけど、どんな宗教でも経典を軽んじることはできない。
最後に創業者のメッセージを置いて、それっぽくnoteを閉じようと思う。
さよなら。