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8月の定例会は、まさしく授業でした

8/21

昨夜は根っこワーク定例会。今月もzoomを使っての開催なのだが、いつもと違うところは、その内容が教材研究であったことだ。これまでは、主に近況報告に時間を使っていた。というのも、コロナ禍の中で他の市町村、県ではどのような動きをしているのか。また、それぞれの思いや、現状を踏まえて取り組んでいることなどを情報交換していた。これはこれでよかったのだが、僕たちが4月に立てた目標はこれではない。そこに気付いた僕たちは、「これではいかん!」となり、本来進むべき道に戻ることしたのだ。それを実現させたのが今回の定例会だったというわけだ。

zoomを使っての教材研究は初めてだった。だから、開始30分前にスタッフで綿密な確認をした。久しぶりに顔を合わせたのだが、近況報告などせずに全体の流れと細部の確認をして、25分間のミーティングを終えた。

今回の定例会は正しく授業だった。僕が全体のホストをさせていただいたのだが、やっていてそう思えてならなかった。個人思考の時はzoomを切る。グループ協議ではスタッフがホストとなり、参加者の何人かを招待し、そのメンバーであれこれと意見をぶつけ合う。時間が来たところで、もう一度集合をかけて、各グループで話し合ったことを発表する。もちろん、最後には個人のふり返りの時間も忘れない。よい構成だったと思う。

終了後のスタッフ反省会の中で、時間の使い方や用意して置くものに関して、微調整はあったにせよ、大きく変更することはなさそうだ。とりあえずこのやり方で続けていこうとなった。これは、念入りな準備があったからこそのものだと考えている。

僕たちは「深める」時間を作ることを目的にしている。具体的には、明日からの授業に使えるように、参考になるような何かを得られるような時間を全員に提供するのだ。大切なことは「全員」である。スタッフだけが学べるような。スタッフが「さあ、君たち。大いに学びたまえ」というようなそんな時間ではない。みんなが「深まる」。この目的だけは、これからもシビアに考えていきたい。そんなことも反省会の中で共有することができた。


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