日頃の授業を心掛けるだけ

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研究授業は緊張します。大勢の人が観に来るのだから仕方がありません。でも、それを少しでも緩和したいと思うなら、日頃の授業を大切にするべきです。いつも通りにやればいいのです。授業の5分前に着席させたり、いつもしないようなツッコミを子どもにしてみたり、服装を正装に変えたりしないことを心掛けます。如何に、昨日と同じようにするかが、緊張しないコツだと考えています。

日頃の授業を心掛けるだけで緊張は緩和されます。しかし、研究授業は提案が大切です。その時だけの、その日初めてのことを取り入れても上手くいかないのは当たり前です。だから、小さな提案性のあることを、日頃の授業で取り入れるようにします。そして、継続させます。研究授業では、それを少しだけ丁寧に取り組めばよいのです。これができると、緊張どころかワクワクの気持ちが高まります。さらには、協議会の指摘が価値のあるものとして捉えることができるようになります。

ぼくは、3年前にこれを経験しました。よい授業だったとは思いませんが、よい経験だったと心から思っています。