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【炎】炎の投資情報 2023/05/22

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投資情報メールマガジン                   2023/05/22
         炎 の 投 資 情 報 (第447号)

        -プロが導くお金創造のための投資情報-
                            週1回発行
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 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナリストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了承下さい。

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              -本日の目次-

    ■はじめに
    ■株式相場展望
    ■時価総額10億円台の注目スタンダード銘柄(2銘柄)
    ■高値から2年半の調整が続く銘柄
    ■工場見学報告 日創プロニティ(3440)福島工場見学報告
    ■次回予告

         報告者:炎のファンドマネージャー

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■はじめに

 5月も後半になり、汗ばむ陽気の中でお過ごしになっているのかと拝察致しております。
 被爆地・広島で開催されたG7はウクライナのゼレンスキー大統領を迎えて歴史的な意義深いものとなったという印象で幕を閉じました。ホスト国日本の岸田首相にとっては外交手腕を発揮する場になり支持率を高める結果となった訳ですが、今後は道半ばの世界平和を今後どうやって実現するのかが問われることになります。

 政治的なイベントとともに株式相場は先に高値更新したTOPIXに続き日経平均が2021年の高値を更新。想定通りメディアが32年ぶりの高値水準と報道してきましたが、皆様の運用成果はいかがでしょうか。
 本日の日経平均は一気に3万1000円台乗せで終わりましたがやや上げのピッチが速すぎるとの印象です。TOPIXも同様で全体指数が上値を追っても個別株はまた違った動きが見られ、必ずしも投資家の皆様の運用成果の向上にはつながっていない可能性はありますが、時価総額という視点では3つの市場(銘柄数合計3803)を合計して803兆円という水準に到達しておりますので国民全体の資産形成につながっている点ではポジティブな状況です。

 問題はこうした状況がいつまで続くのか、今後波乱は起きないのかといった点です。更には二極化している物色方向が変化するのかなど投資家の皆様にとっては関心事だろうと思われます。引き続き5月相場後半の株式相場を皆様と見守って参りたいと思います。

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■株式相場展望

 決算発表ラッシュの中で多くの投資家は企業業績の今後についてポジティブに見てリスクテイクを行ったのがこのところの株価上昇の背景だとすれば、この相場の先行きも企業業績次第だということになります。

 特にこのところの市場のリード役となっている前期末に3分割を実施した東京エレクトロン(8035)に代表される世界的な半導体関連銘柄やウォーレンバフェット氏の投資対象となっている三菱商事(8058)などの総合商社株のほか、テレビメディア5社に代表される低PBR銘柄群などが物色気運を高めています。
 チャットGPTやAI、量子コンピュータが話題となる中で最先端の半導体関連企業には世界の投資家が関心をもっています。すべての半導体関連銘柄を注目しようという動きにはなっておらずまだ指数をリードする機関投資家好みの銘柄の独り舞台の様相ではありますが、物色気運の高まりがなおも継続するかはこうしたリード役となっている銘柄の動向次第でもあります。
 基本的にはこれらの機関投資家が関心を持つ人気銘柄群は指数連動型と言えますが、指数が上昇する中で多くの個別銘柄にも連動して株価の上昇が続くとの期待があります。

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