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有料メルマガライブラリから(462)「打診買いのチャンス到来に向けて準備を」

 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「打診買いのチャンス到来に向けて準備を」
 (有料メルマガ第383回・2016/5/31配信号)

※2016年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


 買った株価より下げてしまった株も多かったのですが、それでも、いままで調べて来て、これは安すぎると感じて、いつかは投資したいと考えていた企業には分散で資金を入れてみました。

 今回は予想もしなかった優待銘柄が東証第1部に昇格したことで、思わぬキャピタル・ゲインを得るチャンスを手にしました。

 常に心掛けているのは、偶然上がる株に投資していて上げてもうれしいけれど、新たに投資する企業に関しては、必然的に上がる要素を持つ企業に投資したいと願って努力しています。

 具体的にはPERが低くて、増益を続けている企業で、配当も業績に連動して増配を続けている。このような企業は必然的に上がる可能性が高い企業だと考えているので、そのような企業に投資するように努力しています。


 しかし今年に入ってからは、このような条件に当てはまっている企業でも、株価が下げてしまう場合も多いです。

 だから株式投資には運がとても大事だと痛感しています。つまり運が無いと儲けられないし、いくら企業分析をして努力を積み重ねても、運には勝てません。

 これは当たり前のことかもしれません。『運用』というのは『運』を『用』(もち)いるということだからです。昔、誰かの本に書いてあったな~ということを、ある投資家さんがブログに書いておられたので思い出しました。

 株式投資も運用ですから『運』を使います。しかし『運』に頼るためにも株を買うというリスクを、まず取る必要があります。

 短期的にでも株価が下がるというリスクを取りたくないという人は、株式投資には向かない人だと思っています。


 株式投資では、『常に安全にリスクを避けるようにプレイしていたのでは勝てない』というルールが存在しています。現金にしがみついているようでは株式投資では勝つことが出来ません。当たり前ですよね。株を買わないのだから。

 株式投資で利益を上げるためには株に投資して損するかもしれないリスクを取ることが絶対に必要です。


 人生を60年以上、株式投資を30年以上続けてきて痛感することは、株ばかりではなく仕事でも結婚でも、人生でもリスクを全く取らないことこそ、最大のリスクになるということです。

 「リスク管理」「リスク許容度」「リスク回避」の違いをよく理解しておくことが重要だと思っています。

 幸運の女神さまは、ものごとのやりかたをきちんと理解して、最大の努力で準備を続けてきたものに舞い降ります。このこともこのコラムで言い続けていることです。

 もっと露骨に表現すると、『富というものは儲けの仕組みをきちんと理解して、自分にできる最大の準備を怠りなく続けているものに転がりこんでくるものだ。』ということになります。

 株式投資をする場合でも、いつものやり方で利益を増やすように努力を続けていく一方で、『大きなカタリストを生み出している新しい変化』を見つけたらそのカタリストにも目を向けて、そのチャンスを取りに行くことも行うべきだ、とも考えています。

 より有望な『チャンス銘柄』が現れたと確信できたなら、果敢にその『チャンス銘柄』を取りに行くべきだと、考えているのです。


 もちろん株式投資には多くの違う意見を持ったプレーヤーが存在しています。資金力が大きなプレーヤーもいれば、私たちのような小さな資金でプレーしているものもいます。

 資金力の大きな投資家が資金力を振り回して仕掛けてくる大ナタを、うまくかいくぐり利用して上手に動ける才覚も磨いていきたいと望んでいます。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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