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市場潮流

 今週(12月20~23日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で236円91銭上昇し(率にして0.83%の上昇)、2万8782円59銭で取引を終えました。3週連続の上昇です。

 週初の20日(月)は日経平均株価が前週末比607円安と大幅安でスタートしました。前週末の米国株の下落が嫌気されたことに加え、午前中に中国人民銀行の利下げが伝わり、かえって中国景気の悪化がクローズアップされたことも投資家のリスク回避姿勢を助長しました。
 しかし、翌21日(火)は前日比579円高と大幅に反発しました。前日までの2日間で1100円超下落したことで値ごろ感から押し目買いが入ったほか、米国の株価指数先物が上昇したことが好感され、上昇が継続しました。
 続く22日(同44円高)、23日(同236円高)と続伸。
 週末24日は米株式市場がクリスマス休暇に入ることなどが意識され、同14円安にとどまりました。
 ただ、先週述べましたように、IPOラッシュによる需給の悪化などを考えますと、堅調に推移したことは評価できるものと考えます。


 さて、来週は本年の最終週となります。
 大納会の30日が木曜日ですから、私の執筆は本日が今年最後となります。
 ご愛読を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

 何度も述べておりますが、来年は業績が好調な企業を選別する動きが一段と強まるものと予想します。加工型製造業(機械、電機・精密、自動車)を中心に、銘柄を選びたいと思います。

 オミクロン型の感染拡大が警戒されますが、来年が皆様にとり、明るい年となることを祈念しております。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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