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昔のアニメを観てみよう

 「やっぱ藤子さんは熱いわ」

 先日子供が観ていたアニメを観た私の感想です。
 その作品は30年以上前の作品であるにもかかわらず、今作られた作品以上に「地球を大事にしよう」というメッセージが含まれていました。


 億近読者のみなさんこんにちは。
 金融教育の専門家遠藤です。


 株式投資をする上で「未来はどんな世の中になるのだろう?」と想像することは大切なことです。

 現在、馬車を作っている会社と電気自動車を作っている会社があれば、あなたはどっちに投資をしますか?

 多くの人は電気自動車を作っている会社と答えるのではないでしょうか。
 私ももちろん同じ答えです。

 この質問の答えを考える際に多くの人は、「未来は電気自動車がもっと走っている世の中になっているだろう」という想像をすると思います。投資判断は未来を想像しておこなうのが一般的です。

 ただ、いざ株を選ぶ土俵に上がると、膨大な情報に翻弄されていつの間にか未来を想像するのを忘れてしまうことがあります。

 「今期この会社は増益なのだろうか」「新製品の売れ行きはどうなのだろうか」といった近い視点のことが気になるからです。

 当然、株式市場は最新の情報を元に変動しますので、直近の情報を気にするのは当然のことです。

 しかし、長期投資をするのであれば、「そもそも10年後、20年後の世の中はどうなっているのだろう。」という大枠で考えることも大切です。

 そうすることで「結局、どの企業が勝ち組かわからないから、いろいろな銘柄に分散しておこう」という分散投資の考えが浮かぶからです。1銘柄の1本釣りは無茶です。


 ここで、冒頭の藤子さんの話に戻ります。
 未来を想像する際には、藤子さんが描いた猫型ロボットのアニメがとても参考になります。

 みなさんがご存じのとおり、ドラえもんには、未来の話が出てきます。そもそも彼は、未来からきたロボットです。

 ドラえもんの話には、数々のテクノロジーの話が出てきます。ドラえもんを観ることで、「未来こうなってるかもしれない」という想像を膨らませることができます。

 また、当該作品には、理想の未来が描かれています。

 私の子供が先日観ていたのは、「ドラえもん のび太とアニマル惑星」でした。1990年の映画作品です。この映画には環境についての描写が多く含まれています。
 この映画を観ると30年前の今もESGの意識は変わっていないことを思い知らされます。

 ということは、30年後はもっと環境について真剣に考える世の中になっているでしょう。

 アニメには真理や理想の世界観が描かれていることが多いです。
 アニメを観ることで、人類が進む未来が想像できるかもしれません。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。

子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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