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【炎】炎の投資情報2023/05/08

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投資情報メールマガジン                   2023/05/08
         炎 の 投 資 情 報 (第445号)

        -プロが導くお金創造のための投資情報-
                            週1回発行
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 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナリストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了承下さい。

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              -本日の目次-

    ■はじめに
    ■株式相場展望
    ■コード番号末尾17の銘柄研究とポートフォリオ
    ■すららネット(3998)の決算内容チェック
    ■炎の注目銘柄フォロー(4銘柄)
    ■次回予告

         報告者:炎のファンドマネージャー

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■はじめに

 5日間の連休が明けて本日より5月の株式相場が本格的に始まりました。
 先週は2日間のみでしたが、日経平均は一時、昨年8月の高値2万9222.77円を超える堅調な推移を見せておりました。その後の米国市場の展開からはやや週明けに不安感が台頭しましたが、先週末の米国株は想定以上に強い展開で終えています。この潮流が今週に引き継がれることになります。

 市場では相変わらずバフェット氏が日本株、とりわけこれまで同氏が投資してきた大手商社株への投資を増やしている話で盛り上がっているようですが、こうした日本企業への評価は今期の業績見通しが明確になるにつれて更に高まりを見せると期待されます。

 決算発表ラッシュの今週から来週は企業業績への関心が高まります。期初の慎重過ぎる見通しと過大な見通しが入り交じる中で個別株への評価の反映となる株価が変動します。引き続き低金利が続く中で日本株全体への見直しを想定したいと思います。

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■株式相場展望

 日本の株式相場はおよそ3800の企業が発行した株式とその株価に関心を寄せる多くの投資家の思いが集約されています。先週までの思いは今週からの企業決算発表への期待によってポジティブな形で形成されてきました。
 その結果、日経平均もTOPIXもともに上昇傾向を辿り、過去半年タームでの高値圏まで辿りついてきました。
 しかしながらマザーズ指数はなおも上値が重く、個々の銘柄を見てもグロース銘柄を中心になかなか評価が高まってこない現状があります。
 この指数間の違いは恐らくは低PBRバリュー銘柄への物色気運の高まりに対して、成長株への評価の低落、高PBR銘柄への忌避が背景になっているものと推察されます。この潮流はまだ始まったばかりなのかも知れませんが、冷静に考えると限界もあります。単純な低PBR銘柄投資が行き着く先は目標となる水準以上には評価を高められませんが、市場にはまだまだバリュー価値の面で低評価の銘柄が存在していることもあり、限られたリスクマネーがこの潮流に沿って動くことも予想されます。

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