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介護職員の本来の仕事と賃金について

介護職員の賃金が低いと言われますが…

認知症があってもなくてもその人の立場にたって考え、振り回されて、それでも自分を保って相手の思いはどこにあるのか考える。

場合によっては、薬、お通じ、水分量、病気、睡眠不足など何が不安になってるかの要因を考え答えを出していく。

それでも原因が突き止められなければ、不安な現状につきそう。

外に出ていきたいと言われれば鍵もかけず、本人の思いを聞き、納得できるまで一緒につきそう。

人が少ない中で…

ここまでしてはじめて賃金が低いと言えるのでは無いかと思う。

何かあれば鍵を閉めて、何かあればリスパダールに頼り、何かあれば精神科の入院を望む。

そんな状況で賃金U Pして欲しいと言うのは何に対する対価なのだろうか…

『大変だから賃金を上げてほしい』と言うのであればおそらくどの業種、どの業界でも『大変』であって介護が特別ではないはずです。

サービスの質が高いからこそ、それに関わるサービス料金が高く『職員の賃金が上がる』と言う基本的なお金の流れを知らずに『大変だからで賃金を上げて欲しい』と言う人が多いのも事実であると思う。

精神科の入院は医師の指示と思いますが、その入院に至るまでの過程で専門的に考え行動することがとても大切だと思う。

一緒に働く仲間は施設を使ってくれる人のことを専門的に考え、行動し、それでもうまくいかなければ一緒に感情に振り回されて、その場を耐えてくれてる…。

人を人として接して介護とケアをしてくれる。

ここにはすごく知識と体力と精神力とがいる。

だからリフレッシュも必要やし、その場を離れる時間も必要やと思う。

そうやって頑張ってくれてる職員さんには是非リフレッシュする時間と賃金を受け取ってもらいたいと思う。

ここを精神的に支えることが出来る体制作りをしていくことが自分の役目かと思う。

介護職員さんは利用者さんの管理ではなく一生懸命介護とケアをやってくれてる。


力を発揮しなければいけないのは管理職の自分やと思う。


そんな話をこの動画の1:07:45くらいからしています。

https://youtu.be/4bqzWBj4JTQ

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