今週観た映画など

「今夜、世界からこの恋が消えても」
「プラダを着た悪魔」
「ウ、ヨンウ弁護士は天才肌」1話~3話
「六本木クラス」 5話

主に今週触れたエンタメ。三木孝弘監督の作品はなぜか沢山見ているので、映画館へ。どの作品も基本的にエモいっていう表現をしたくなる。今作もそんな感じ。前向性健忘の真織(福本莉子)に透(道枝駿佑)が恋をする。彼女は寝るとその日の記憶がなくなる。つまり、どんな素敵な思い出を残そうと、記憶としては透にしか残らない。でも透は「彼女の日記を幸せで一杯にしたい」と言う。自分にはそんな感情があるか。自分の辛さはいったん置いて、ただ相手の幸せだけを願うという感情が。まだない。これからもあるか分からない。これがいわゆる「愛」という感情なのかもと思った。この与えるだけの愛と、その儚さが「エモさ」につながっているのかなと感じる。

最初の「suddenly I see」が流れるだけで胸の高鳴りが抑えられない。綺麗なサクセスストーリーだけど、自分の人生に照らし合わせて考えることができるシーンが非常に多い。
この映画のアンドレア(アン・ハサウェイ)は自分の理想像。性別は違えど、あんなふうになりたいなと思っている。
ミランダ(メリル・ストリープ)は、アンドレアを評して、「人が何を求め必要としているかを超え、自分の為に決断できる」と語る。この言葉は、数多の人間の思いを全て背負い、自分がすべての責任を取って決断するという意味なのかな?

ネットフリックスで大人気の韓国ドラマ。1話完結で見やすい。
主人公のウ ヨンウは自閉症の天才弁護士。自閉症だからということではないが、もの凄くピュアな目線で事件を解決していくヨンウ。肩苦しく、抽象的な法律を、その豊かな発想によって、世の中の具体的事象に応用していく痛快さが人気の理由なのかなと思った。あと、展開に新しさを感じるところも多々あった。

六本木クラスは今クールでは唯一毎週見ているドラマ。
梨泰院クラスを観ているので、話の流れは知っているのだが、平手友梨奈が出ていたりするので、やっぱり見てしまう。
違いでやっぱり比べると、時間の関係もあるのか、1シーン1シーンにかかる想いの重み、根拠の描き方が少し足りないような気がしてしまう。
日本版独自の展開も今のところはないような感じはするので、これからどうなっていくのか楽しみではある。


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