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2021春 HRカンファレンス登壇レポート

2021年5月26日(水)にHRカンファレンスに登壇致しました。本日はセミナー内容のハイライトをお届けします。

セミナーの構成は以下の通りです。

1.OKR と 1on1 が求められるのはなぜか
・OKR、1on1を導入している企業の共通点
・両利きはすでに至上命題になっている
・これまでの人事インフラとの違い
・チャレンジのための人事インフラ
・ぶれない軸×数を打てる人事インフラ
2.任せて育てるOKR と 1on1
・OKRと1on1が成長に有効な理由
・OKRのメリット
・1on1のメリット
・企業に挑戦を定着させるためには
3.OKR実践的導入方法
・OKRの5つの基本ルール
ルール① 四半期に取り組むべき最も重要な定性目標をチームで設定する
ルール② 測定出来る指標を設定することで実効性を高める
ルール③ 達成可能性半々ぐらいの高い難易度の目標を設定する
ルール④ OKRを公開することで、組織の縦割を打破する。
ルール⑤毎週確認を行なうことで実効性を高める。
・OKRのフォーマット例
4.OKRのデメリットと対策
・高い運用負荷を解消し、即時性を手に入れるには
・食い合わせの悪い人事制度も存在する
・現場管理職こそが成功要因
5.具体的な導入に向けて
・具体的導入ステップ
・導入意思決定支援

第一部では、弊社代表平康より今日の経営環境を概観し、本業で稼いだ力を新領域に投資するという、所謂両利きの経営の重要性をお話ししました。
両利きの経営については多くの方が言及されていますが、中々実行できないのが現状です。何故ならかけ声に留まってしまっており、人事制度や目標設定方法などの人事インフラは既存事業での成功に軸足を置いたものとなっており、挑戦を促すモノとなっていないことが多いからです。そのため、これからは既存ビジネスをしっかり回し、着実に改善をしていくと言うスタイルから、チャレンジ促進の人事が必要となります。チャレンジの人事には、ぶれない軸で手数を多く持つという理念が必要です。具体的には①エンパワーメントや②トライアンドエラー、③成果の最大化を志向するものであるひつようがあると言えます。
これらを実現するためには、OKRによる理念・目標の落とし込みと共有に加え、1on1による実行支援とエンパワーメントが有効となります。

第二部では、OKRと1on1導入による効果をお話しました。
OKRは高い目標を共有する仕組みと言えます。達成可能性が50%程度の高い目標を掲げ、それに向けて全力で取り組むことで組織の成果を最大化することを企図しています。
1on1はエンパワーメントのための仕組みと言えます。上司と部下との面談を多頻度で行い、リアルタイムで振り返りと軌道修正を行うことで、パフォーマンス向上を支援します。

第三部では、登壇者を山本に交代し、OKRの概要についてお話しました。こちらについては、詳細な内容をこちらのnoteに記載しておりますのでそちらからご確認ください。

第四部では、OKRによるデメリットとその解消法についてお話しております。こちらについては、詳細な内容をこちらのnoteに記載しておりますのでそちらからご確認ください。

第五部では、再び登壇者を平康に交代し、OKRの具体的な導入の仕方についてお話をしました。

イベントを通し、多くの方にご参加頂きアンケートも高評価を多数頂いております。
今回は、50分という限られた時間でしたので、要点のみに限定してお話致しましたが、当社ではOKRに関するセミナーも定期的に行っております。自社セミナーではより詳細な説明や事例を紹介しながら、判りやすく解説しております。

2021/05/31時点での直近のセミナーは以下の通りです。ご興味がございましたらお気軽にご参加下さい。

6/9分

6/24分

https://sele-vari.co.jp/seminar/20210624/

さいごに

OKRについてもっと知りたいという方はこちら

セミナーも定期的に実施しております。
当社はOKR導⼊検討から導⼊後の運⽤⽀援までワンストップで⽀援するコンサルティングサービスを提供しています。「自社にOKRを入れた方が良いか?」「OKRを入れてみたが上手く行かない。何を改善すれば良いか?」等、些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

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セレクションアンドバリエーションシニアコンサルタント・中小企業診断士
山本遼