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朝活105日目*雪のイメージは、人それぞれ。

関東とくに関東平野の雪は、水っぽい。
せっかく雪が降っても、翌朝には踏みしめられて氷になります。その氷はとにかく硬くて危険。雪に慣れてない地域に住んでいるので、夜間に雪は降らないでほしいです。滑るってのもあるけど、雪かきが氷割みたいになるし硬くてたまりません。


私が、小学生の頃の話。
雪がたくさん降って、校庭が一面の雪になりました。今日は雪遊びをしよう!と先生が言って私のクラスは、一斉に校庭に遊びに行きました。私は、いやでいやで仕方がありませんでした。


なぜなら、幼稚園の年長から、毎年冬にスキー教室に通っていました。そこでは、雪交じりの群馬県の空っ風に顔中をたたきつけらるという、所業にあってました。雪のイメージは「痛い」なので、あまり良いイメージがありません。


どろつき雪だるまを作ったり、雪合戦をした記憶があります。雪玉にあたるのがいやなので、雪玉を作ってサポートにまわっていました。手が真っ赤になって「ちっ」と舌打ちしたと思います。


在住県の学校で雪遊びをしたのは、それ一回だったような・・・。


ちなみに学校から帰ると、父が雪だるまを作っていてくれてました。かわいらしい、お皿に乗った雪だるまです。父と弟と私で、それを延々と水になるまで眺めたような、ちゃんと取っておこうと数日間は冷凍庫にいれたような・・・40年近い記憶は、薄れゆく一方ですね。

ところで、小学6年生のわが子は、毎年雪が降りますようにとお願いをしています。先週、ちらちらと雪が舞ったようで、嬉しそうに動画を送ってくれました。ちょうどその時、市外にでかけていたので、私のほうは大雨に降られていました。


そういえば、一昨年のクリスマスだったか、クリスマス前だったか、珍しく12月中に降り積りました。子どもは大変喜び。夕飯の後に外にとびだしていき、夫とともに雪遊びをしていました。夫がすぐに「寒い、寒い」と言って部屋に入ってしまったので、子どもが遊ぶ姿を観察していました。

「ママ、寝転んでいい?」
わが子が、住宅街の共同道路に寝転びたいと言ってきました。

「はいはい、車が来たら教えるね」

わが子は、すぐに地球と一体になりたがります。そこで何を得ているのかは知らないですが、大変満足そうです。雪の道路に寝転び数分後、「冷たい!冷たい!(部屋に)入ろう、入ろう」と笑いながら部屋に飛び込んで行きました。


そりゃ、冷たいよね。雪だもん。
遠い記憶、スキー教室に吹雪の中、滑り降りる順番待ちをした自分がよみがえります。冷たいって度を超えると痛いに変わるんだぜ!


私の体験したほうの答えを、胸に秘めたまま、バスタオルを手渡し
「どうだった?」と尋ねました。

「楽しかった~、でももっと雪が降ってるところに行って、飛び込みたい!」


それを叶えたいという気持ちと、雪の痛さの記憶のはざまに存在したまま、時間だけが過ぎました。今日は、雪予報でしたが、雨です。今年の雪は、
おあずけかな~・・・。

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