3ヶ月半海外一人旅〜ベルギー編③
無事起きれたのでモーニングしよう!ということで
これまたベルギー名物ワッフルを食べに行く。
このお店も彼のおすすめであり私が気になっていた有名店。
食べ終えるとまた観光の続きをする。
昨日と同じく、全部丁寧に説明してくれる。
覚えてるイタリア語シリーズで色も緑白赤は言えるよって、イタリアの国旗🇮🇹の話をする。ちなみになぜあの色なの?と日本の国旗の由来も知らないのに人に振る。
ジョークで緑はバジル、白はチーズ、赤はトマト?って言ったら笑ってくれた。冗談の通じるやさしいひとでよかった。
また、自分のマンションはAirbnbに出して両親の家に住んでいるそう。貸し出す側の統計として、中国人とインド人とアフリカのいくつかの国の人はマナーがやばいと言っていた。そもそもの母数の問題もあるだろうしステレオタイプはよくないけど、実感はその人にとっての事実だ。
観光も一通り終え、この後どうするの?と聞かれたのであなたが案内してくれたおかげで予想外にもう全部見終わったしぼちぼちアントワープに向かおうかなあと伝えると、なら車に乗っていきなよ!と言ってくれた。
お言葉に甘えて、荷造りをしてアントワープへ車旅。
車中での話も、これまた面白かった。
なんと彼、スターバックスには人生で一度しか行ったことがないらしい。それもポーランド人の元カノに誘われて不本意(?)に。
数口飲んだが、まずくて店から100mくらいのゴミ箱で捨てたとのこと。さすがエスプレッソの国イタリア…
海外にある自国料理ってさあ…という話になるとあんなのフェイクだよ、とひと言。分かる。
ちょうどドミノ・ピザが目の前に見えたのでああいうのは食べることあるの?と聞くとありえないね、という感じだった。一時期イタリアにもお店ができたけど撤退したらしい。
また、パスタは折らないってネットで見たよと言うと当たり前だよ!折るなんてありえない、とのこと。すまん、パスタ用の鍋使うのめんどくさくて全然折ってるわ。
仕事や恋愛も含め、ゆるゆると話しているうちにアントワープ入り。
彼がチェックインしている間に自分の宿を予約する。元々次はアントワープへ行く予定だったので事前にチェックしていたいくつかの候補の中から選んだ。
私のホステルまで送ってくれ、荷物を部屋まで運んでくれる。重くてごめんねって言ったらこんなの全然って言いながらわたしの荷物で筋トレしていた。
イタリアでは朝からジムに行ってるんだと。リタイアしたおじいちゃんしかいないから8:30〜11:30がゴールデンタイムだそう。筋トレ嫌いな私とは異なる人種だ…
さて次は、ということで彼が行きたいと行っていたプランタン=モレトゥス印刷博物館へ。なんと世界遺産に登録されている活版印刷の博物館だそう。
チケットを購入しようとすると、レセプションのおばさまが「実はいま精算の機械が壊れているの。業者に何度も電話してるけど繋がらなくて…」と、なんとタダでチケットを渡してくれた。オーディオガイドも付けてくれる。秘密ね!といった感じでしー、って人差し指を口に当てるジェスチャーをしながらウインクまでされた。とってもかわいい。
その後ガイドを返しに戻ってくると、機械が直ったらしくみなさん普通に支払っているようだった。まあ、ラッキーということでありがたく。
空腹だったので、ふらふら観光しつつレストランを探す。
ようやく見つけた素敵なお店で、遅めのランチなのか早めのディナーなのかを食べる。
楽しい時間を本当にありがとう、またいつか会おう、連絡取り合おうね!と話して別れた。
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