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【英検準1級】ライティングが伸びない意外な原因3つ【要チェック】

こんにちは。おこたです。

「正しい英文を書いてるはずなのに、意外に点数が取れてない…なぜだ?」

こんな経験ありませんか?

もしかするとそれ、知らないうちにライティングの落とし穴にハマってるからかもしれません。


ライティングの落とし穴3つ

落とし穴って何ぞや?と言いますと、以下の3つです。

  • 話が途中でズレている

  • 本論の1文目がトピックセンテンスになってない

  • 最後の結論部分が、トピックに対する結論になってない

知らないままだと、このまま一生ライティングが伸びない…なんてことにもなるため、ぜひ最後までご覧くださいませ。


話が途中でズレている

これめちゃくちゃあります。

一生懸命書いてるうちに、いつの間にか本題からズレてしまっている。しかも自分では気づきにくい…

しばらく時間を置いて、冷静に考えると気づけるんですがね…

  • 女性の権利の話をしてたのに、コストの話になってる

  • 絶滅危惧種の話をしてたのに、リサイクルの話になってる

  • 英語の重要性の話をしてたのに、人間関係の話になってる

客観的に見ると「そんなアホな」って感じですが、いざ書くと誰にでも起こり得ます。現に私が生徒の答案を見ていても、よくあります。

常に、「今の話題は何なのか?」を頭の中に意識しておきましょう。


本論の1文目がトピックセンテンスになってない

トピックセンテンスとは、各本論の1文目のこと。

ライティングはこの1文目(トピックセンテンス)がぶっちぎりで重要なのです。

簡単に言いますと、各本論の1文目では、その本論で一番言いたいこと(トピックセンテンス)を書く必要があります。

例えば、トピックが「地方に観光地を作るのは良いことか」だったとしましょう。

良い例はこちら↓

  1. 観光地を作ることは地元の経済を刺激する

  2. 観光地を訪れるために多くの人がそこに来る

  3. したがって、モノやサービスがより売れるので経済に良い

続いて悪い例はこちら↓

  1. 観光地を訪れるために多くの人がそこに来る

  2. モノやサービスがより売れるようになる

  3. したがって、観光地を作ることは地元の経済を刺激する


書かれている文自体は同じですが、順番だけが違います。

悪い例はどこがダメなのか?

答えとしては、「1文目が一番言いたいことになってない」という点です。

この本論で一番言いたいのは、「多くの人がそこに来ること」ではないですよね。言いたいのは、「地元の経済を刺激する」の部分のはずです。

このように、1文目で言いたいことをバシッと書かなければ、点数は伸びません。採点基準の1つである「構成」に響きます。

テンプレ通りに書いても、点数が高い人もいれば低い人もいるのはこういうことですね。簡易的なテンプレだけで構成点が決まるのであれば、みんな構成点は満点もらえてるはずですから。でも実際はそうじゃないですね。


逆に1文目をしっかり書ければ、点数はグーンと伸びます。1文目がキレイに書ければ、2文目・3文目に書くべきことも、自然と決まっていくので。

というわけで、これからライティングをするときは、1文目がトピックセンテンスになっているか?を意識してみましょう。

これだけでライティングのレベルが1段階上がりますよ。


トピックセンテンスの書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています↓↓ライティングが初めての方でも分かるように1から解説してます。


最後の結論部分が、トピックに対する結論になっていない

これも意外に多いです。

先ほどのトピック「地方に観光地を作るのは良いことか」を例に解説します。

2つ目の本論で以下のように書いたとします。

  1. 観光地を作ることは地元の経済を刺激する

  2. 観光地を訪れるために多くの人がそこに来る

  3. したがって、モノやサービスがより売れるので経済に良い

そして、ライティング全体の結論部分で「経済を刺激するのは地元の経済にとって良い事だ」と書いてしまう。

これが3つ目の落とし穴です。

これじゃあトピックに対する結論になってないですよね。それはあくまで2つ目の本論に対する結論です。

ライティング全体の結論部分では、あくまでトピックそのものに対する結論を書かなければいけません。

果たして、その結論はトピックに対する結論になっているか?という部分をしっかり意識しておきましょう。


解決策:下書きを作ってから書こう

ここまで3つの落とし穴を見てきましたが、解決するのは意外に簡単です。

答えとしては、「下書きを作ってから書こう!」ということになります。はい。これだけです。

これだけですが、これがめちゃくちゃ重要です。ぶっちゃけ下書きを作るのって、ライティングで一番重要なんじゃないかなって思ってます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

タイトルにもある通り、素点3点ぐらい上がります。

下書きを作ることで、途中で話がズレる心配がなくなります。最初から一貫した論理的な文章を書くことができます。

ぜひお試しを。


追伸:こちらもおすすめ

英検準1級のライティングで即使える表現集です。英検準1級において頻出である、7つのトピック毎に合計60の例文を紹介しています↓↓

正しい英文を書くのに苦労する、内容がなかなか思いつかない、という人にオススメです。

英検準1級ライティングのテンプレ記事です↓↓自分が本番で満点を取ったものをもとに作りました。どんなトピックにでも使えるテンプレがほしい!という方にオススメです。


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