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【英検準1級】時間がいつも足りなくなる人は見て:現実的な時間配分

英検準1級を受けるみなさん、時間配分ってどうしてますか?

「過去問やネットでオススメされてるものを参考にしてるよ!」って方が多いですかね。

自分も最初はそうしてました。実際に過去問を見てみると、理想の時間配分というのが載ってますもんね。なのでそれを参考にしてる方が多いのかなあと。

これですね↓

  • 語彙問題…15分

  • 長文(穴埋め問題)…15分

  • 長文(内容一致)…35分

  • ライティング…25分


でもこれ、時間通り終わりますか?
ぶっちゃけ時間足りなくないですか?

特にライティングの部分。25分で書くなんて普通無理だと思います。だって何も考えず、ただ150字書くだけで15分はかかりますからね。

実際はそこに

  • 賛成か反対か決める

  • 理由を2つ出す

  • 日本語で書きたい内容を考える

  • それを英語に直す

これだけの段階が必要なわけです。これらを10分でやるなんてできないですよ、ふつうは。25分で書けるのは、練習してたトピックが運よく出たときぐらいじゃないですかね。

つまり、あちこちで推奨されてる時間配分というのは、「理想的」過ぎるんですよ。現実的じゃない。

なので、私としてはもっと余裕のある時間配分をオススメします。

ライティングは英検準1級に合格するための最重要分野になりますので、しっかり時間を確保しておくのがオススメですよ。


英検準1級のオススメ時間配分

私が英検準1級に合格した時の時間配分は、以下の通りです。

  • 語彙問題…15分

  • 長文(穴埋め問題)…10分

  • 長文(内容一致)…15分

  • ライティング…40分

  • リスニングの先読み…10分

はい。ライティングに40分です。実際は見直しも含めて50分近くかかりました。めっちゃ時間かけてますよね。

しかしそのおかげでライティングで満点を取り、リスニングが14/29にもかかわらず、余裕を持って合格することができました。(ちなみにリスニングが10/29でも受かってました)

こちらの記事でも解説してますが↓


英検準1級においてライティングが最強です。

合格したいなら、いの一番にライティングを最重要視して下さい。これは普段の対策だけでなく、本番での時間配分でも一緒です。

長文に時間を取られて、ライティングの時間がなくなったなんて、その時点で合格を捨ててるのと同じです。大学入試で長文を丸ごと捨てるのと同じぐらいヤバいです。

英検では、ライティングの1点と長文の1点は数倍の差があります。ライティングの方が遥かに大きいんです。ここが大学入試と違う所です。

なので私は、後半の長文(内容一致)に関してはほとんど解いていません。後ろ2つの長文は丸ごと捨てましたね。これぐらいライティングに振り切っちゃっていい。

「そんなことして本当に大丈夫なん?」と思いますよね。でも大丈夫なんです。

実は後ろ2つの長文(7問分)丸ごと捨てても、スコア上はたった30点ぐらいしか変わりません。これはライティングの素点1点と同じぐらいです。

これに関してはこちらの記事で詳しく解説しています↓


いかがですか?

後半の大きな長文2つとライティングの1点が同じ価値ですよ。多少長文を捨てて、その分をライティングに充てた方が遥かにリターンは大きいんです。


ちなみに、私はリスニングの先読みに10分ほど確保していました。これはぶっちゃけどっちでもいいです。

自分は先に選択肢を見ておかないと、リスニングが全く解けなかったのでそうしていました。

ここは好みでいいと思います。


おまけ:オススメの解く順番

最後にオススメの解く順番を紹介して終わります。結論から言うと

  1. 語彙問題

  2. ライティング

  3. 長文問題(穴埋め)

  4. 長文問題(内容一致)

の順に解くのがオススメです。というかこれ一択だと思ってます。

この順番で解くべき理由がありまして、

  • 語彙問題から始めることで、脳を英語に切り替える

  • ライティングを最後にしない、長文を最後に回す

この2つですね。


語彙問題から始めることで、脳を英語に切り替える

語彙問題って短文なので、脳にかかる負担が少ないんですよね。

つまり語彙問題を最初に持ってくることで、ストレスなく試験に入ることができます。

これが最初から

長文ドーン!だったり、
ライティング120語!

だったりすると重いわけですよ。朝起きていきなり中華のフルコースいけますか?まずはバナナやみそ汁ぐらいから始めましょ。


また、語彙問題は15分ぐらいで25問終わりますよね。となると開始15分でマークシートの半分以上が埋まるわけです。この安心感は緊張する本番で非常に大きいですね。

もうこんなに解き終わってる!と思えれば、少しは緊張感も和らぐと思います。

長文だと10分かけて解いても、ほぼマークシート埋まらないですからね。


ライティングを最後にしない、長文を最後に回す

ライティングを先に解いてしまうのが重要です。

繰り返しになりますが、英検準1級において最も重要なのがライティング。順番通りに解き、ライティングに時間が残らないのが最悪のシナリオです。

それを回避するために、ライティングを先に解くのです。長文は最後でいい。

長文は時間がなくても何かテキトーにマークできますが、ライティングの場合そうはいきません。時間切れ=解答白紙です。

その瞬間ゲームオーバーです。

なのでライティングを最後にしないようにするのがオススメです。


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