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海が好き

海が大好き。
何もしなくてもいるだけで幸せ。夕陽なんて拝めたらもう文句のつけようがない。
うる星やつらの藤波竜之介のお父さんも好きでした。(もちろんラムちゃんには到底敵わないけど)
海はいい。なんかいい。そこに在ってくれたらいい。

月曜日が祝日で三連休だったので、とにかくゆっくりできそうな海の目の前にある宿を探して行ってきた。
ベランダの目の前は海で、真下はプールで、道を渡ったらビーチ。
最高か。

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せっかくの三連休で家にいたらゆっくり作業できたのに、ぶかぶかのサングラスをかけて小さなバケツを持って連日のように「Beachにいきたいの。」という次男がかわいかったのと、私が海を見たかったのと。
普段は旅先に持っていくことのないPCとペンタブをバックパックに詰め込んだ。

プールで遊びビーチで遊び、海面をキラキラのオレンジにする夕陽に見惚れたり、バイクを借りてでかけたり。
昼間遊んだ分早く眠る子供たちの寝息を確認してからそっとベッドルームを抜け出す。
ホテルじゃなくてコンドミニアムだったので、部屋がキッチンつきのリビングとベッドルームに分かれていてダイニングテーブルが作業にもってこいだった。私は宿選びが上手だな。

日付が変わるぐらいまで絵を描いて、眠る前にひとりでベランダに出る。
夜の海も好き。
たまに走っていく車と犬の声以外は波の音しかしない。
遠くの街の灯りと、真上には丸い月が浮かんでいて、それを眺めながら暗い海から絶え間なく聴こえてくる音に神経を集中する。
やっぱり来て良かったなぁ。と、あたたかい海の中から夕陽を見た時と同じことを思った。

昔。
小学生の頃に両親とその友人家族とで海の目の前のコテージに泊まったことがある。
お風呂場の窓を開けると目の前が海で、半身だけ湯船につかって窓枠に腕を乗せてしばらく海を見ていた。
秋田だから日本海。昼間も黒い海は夜になるともっと黒くて、大きな音を上げて激しく岩にぶつかっては引いていく。顔をなでる潮風も熱を失っていた。
うっかり落ちたら死んでしまいそうだしどちらかというと怖いのに、いつまでも見ていられそうな気がした。
眠る時もずうっと波の音がして、あの時は自分の感情がよくわからなかったけどきっと惹かれていたんだと思う。
夜の海の音を聴くと、ふと頭をよぎる思い出。

海からの帰り道。
旅行中、というか普段もなんだけれどうちは兄弟の仲が良いのもあって始終みんながゴキゲンで、それがなんだかとても嬉しいなぁと改めて思ったりした。
穏やかで楽しくていつも笑っていてかわいくてあったかくて。
私は本当に恵まれている。
眠るちびこいのの手を握り、少し灼けたほっぺたを眺めながらそんなことを思った。

また一緒に海に行こうね。

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