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頑張らないことは駄目なこと?【この問が生まれない社会を】#691

おはようございます。

9/17 朝から哲学対話にコーチング、ライティングセミナー、コワーキングスペースの3周年イベントへの参加 と一日を通して脳のいろんな部分が刺激されました。そこで学んだことを日々の実践で消化していきます。おこめさんです。


今日はその中から哲学対話についての振り返りをしていきます


哲学対話のテーマは「頑張らないことは駄目なこと?」でした

ぼくの結論としては

「別に駄目なことじゃないよ」でした


哲学対話での内容も踏まえてこの結論になった経緯を振り返っていきます。


おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。朝活×探究のオンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活大好き2児のパパ


▼哲学対話の流れ

ざっくりと流れを説明すると

テーマについての自分の率直な考えをノートに書く

全体の場で伝えたいと思った人がその考えを発表する

まわりの人がその考えについて思った感想を伝えるor自分の考えを発表する

それについて思った感想を伝える(以下繰り返し)


こうした形です。

誘導するという形もとくになく、その場の雰囲気や参加者の気持ちに合わせてどんどんと対話が進んでいく 日常会話の延長(いい意味でゆるい)みたいな流れです。


▼頑張らないことは駄目なこと?(でてきたいくつかの意見)

・頑張りは人によって、時代によって違うから駄目と決めつけるのは違う
(お笑い芸人やeスポーツも昔はその努力は頑張りとは言わなかった)

・そもそも生きているだけで頑張ってる

・その人がどうしたいかが大事で、ワクワクとかの感情の先に自然と頑張っるというのがあるんじゃないか

・頑張るというのは誰かのためにするから意味があるんじゃないか

・+の価値を生み出さない頑張りは自己満足でしかない

・頑張っていないと思うことでも、将来的に認められる何かに変わることもある

・頑張ることは目的ではなくあくまでも通過点

・目的を達成できるのであれば頑張らなくてもいいんじゃないか

・日本の「頑張らないと!」という文化、意識が今の日本を作ってきた

・頑張れ!という漢字も顔晴れ!に変えてみると見え方が違ってくる

・人のために頑張る→めぐりめぐって自分のために

・頑張らなくてもいいよ はそもそも余計な言葉なのかも
(最終的には本人の納得感、頑張りたければ頑張ればいい)


▼頑張るは手段

結局この言葉にまとまると感じました。

人は何か自分がなしたい目的があって、そこにたどり着くために必要なのであれば 自然と頑張るものです。

そこに「頑張らないといけない」感覚や「誰かに強制されて頑張る」感覚はないはずです。

自分がそうしたいからしている、そうする必要があると自分が感じるからそうする


自分の中の納得感や目的意識さえあればその行動は自然にわいてくるもの


その目的が見つかっていないのであれば頑張らないという選択を自分の意思で選ぶのもありです。


そこから頑張らないことは別に駄目なことじゃない という結論に至ったのです。(ぼくの思考の中では少なくともこう)


▼参加者みんなの感想

スクリーンショット (2516)

・頑張るは時間、人、環境で変化する。一見頑張っていないように見えても頑張ってるときもある。だから「うっかり頑張っちゃった」がいいな

・背景によって頑張ることが変わると感じた。時代や環境によって変わる頑張るという価値観に振り回されずに、今この瞬間の自分の気持ちを大切に生きたい。

・頑張るとかそういうものにこだわる必要がないと感じた。このテーマがあがってくること自体が「頑張らないと駄目だ」という感覚が世間にあふれているわけで、こういうテーマがそもそもあがらないような社会に100年後になっていたらいいなと感じた。

・頑張るってのは自分軸の目的になると、それを認めてもらおうと躍起になりますが、他者軸で考えると、自然と「その人のために自分何する?」と切り替わり、その人が笑顔になってもらえるように行動するのかなと思います。本当にみんなが「顔晴れ」になったら最高ですね。



▼おわりに

この哲学対話の会自体がだんだんといろんな背景をもった人が参加してくれるようになり、だからこそいろんな角度から一つのテーマについて深めることができてきています。

自分とは違う考え方を否定するのではなく、その人がどうしてその考えを持っているのかに興味を持ちその考えを一旦受け入れる

それをしてみたときに自分の考えを多角的に見つめることができ、いい意味で頑固さがとかれ、柔らかい主張に変わっていく感覚があります。

哲学対話は ただの言葉遊びの時間ではなく、こうした優しいコミュニケーションのあり方について実践を通して学べる機会でもあると感じました。



今回の学びをうけて、

やっぱり一番大事なのは 自分の中の 志や天命感

自分が本当はどうしたいのか

そういう気持ちに素直になること


今日一日、いつも以上に気持ちに耳を傾ける をやってみます。


今日もここまで読んで下さってありがとうございました。


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