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感動を記録するために大切になる写真の撮り方【子どもの成長記録にも】#580

おはようございます。

5/29 新しい価値観との出会いは、ぼくにとって楽しいって思える瞬間です。そんなぼくとは違う価値観をもつ友達と共感しあえるところを見つけられたときもまた楽しい瞬間だったりします。 おこめさんです。


今日はこれまでになかったタイプの記事になる気がしています。

内容は”写真のとり方”です。

昨日、映像編集の仕事をしている友達と一緒に作業する時間があったのですが、ちょっと空いた時間に「写真のとり方のコツ 教えてくれへん?」とリクエストしたところ、いくつかのポイントを速攻で教えてくれたのです。

その内容が自分的には目からウロコで、絶対にシェアしたい!と思ったので今日のテーマにしたのでした。

題して学校では教わらない「意図をもって写真をとるとはどういうことか」編です。

ぼくがとった写真
友人がとった写真

おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活大好き2児のパパ


▼写真をとるときのコツ

そもそも写真は何のためにとるものでしょうか。

記録すること
誰かに伝えること

あたりがうかんでくることでしょうか。

ぼくにとって写真とは、ただただそのときの情景をそのまま記録するためのものという感覚でした。

ただ、昨日の話のメインは、

誰かに伝える目的をもったうえで、どういう撮り方がいいのか というところに焦点があたっていました。

単なる記録と考えていたぼくにとっては、すべてが新鮮な視点でした。


教わった技法は3分割法


と呼ばれるものです。

これは画面を縦、横に三分割したグリッドを意識した撮影方法で

図のように三分割した枠の中におさめる方法と
それぞれが交わる交点にのせる方法があります(もっとたくさんあるのかも)

こうして見せたいものや注目させたいものを3分割法を使って撮ると、自然と見る人の視線がそっちに集まるようです。

これを意識するだけでも随分と写真の見え方が変わってくるといいます。

例えば下のイラスト

実際のイメージはこんな感じとして

ぱっと見たときに奥の五重塔に視線がうつるのがわかると思います。

これも三分割法をうまく使ったもの だそうです。

まず9マスの枠の中心に五重塔がくるようになっています

そして、右と左の列にそれぞれ街並みが収まっています

さらにその街並みの屋根のラインと道のラインが五重塔に向かって続いている

こういう仕掛けを使うことで、自然と奥の見せたいものに視線を移すことができるというわけです。

▼これを通して感じたこと

それまでは見えていた風景をそのまま記録するために撮ってきたのですが、そもそもカメラとぼくたちの目とは本来的には違うものなんだってことに今更ながら気がつきました。


ぼくたちがものを見るときというのは、見たいものに焦点が自然とあたって、それ以外の部分はぼやけるように映っていると思います。

例えば何かに感動した瞬間があったとして、それをカメラに残したいって思ったときに、ただ単にシャッターを切ればいいのではなくて

自分がその光景のどの部分を見て感動したのかを一度考えてみる必要があります。

それはその瞬間の 空なのか 海なのか 太陽なのか 手前の花なのか これら2つのコントラストなのか

こうしたことを一旦自分の中で処理することで、そこを際立たせる写真の撮り方ができるようになるのです。

そうして写真に納めておくことを通してようやく、そのときに味わった感動を 写真を通して再び思い出せるようになるのだと思います。


こんなかたちで、ぼくは写真のとり方を教わっただけ というよりは

それを通して 何かをみて感動するとはどういうことか それを記録するという目的においても このような技法は知っておく必要があることに気がついて、感動したのです。


そして、たったこれだけのことだけど、自分が感じる感覚がアップデートされることを実感できて、

だからこそ、こういうテーマも学校では教わらない大切なこと として子どもたちに伝えたいなって思いました。
(今度知り合いのカメラマンにおはこやに来てもらうことにしました)


みなさんももしよかったら、三分割法を使って写真を撮ってみてください



今日もここまで読んでくださってありがとうございました。


#三分割法 #カメラ #撮り方 #学校ではおそらないこと #ぼくにとっては衝撃 #今わたしにできること #毎日更新


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