レイヤーテクニック。おすすめの分割方法
どうもゲームディレクターおこめです。
今回はイラストを描く際に、最低限分けておいたほうがいい
レイヤー分割とその理由についてお話します。
1.線と色は絶対分ける
まずは線画と色です。これは仕事は絶対、趣味でも必ず分けたほうが良いです。
線と色を合体させるのは非常にリスキーです。
なんといっても、巻き戻る可能性が高いのは色付け時なので、
色を修正するのに線も消えて書き直し、書き直してもガタガタになって違和感ばかりと良いことがありません。
2.肌と服はわけたほうがいい
次に、肌になる部分と服になる部分です。
先ほど説明した線画は一つのレイヤーでも許容できるんですが、
色を分ける段階で、肌色になる部分と、服にあたる部分は別にするのがおススメです。
肌色は基本同じ色味になるはずなので、
いざ修正時にも役立ちますし、色が統一できるので分けたほうがいいです。
どの塗り方でも肌にあたる部分と服は分ける方が多数派だと思います。
3.髪と目は独立したレイヤーにする
体と服のレイヤーをわけるとお話ししましたが、髪と目も独立したレイヤーにする人が多数です。
髪は影つけの時にやり直しが多い細かい作業になりますし、肌と一緒だと修正が大変だからです。
目については、絵の魅力になる重要箇所なので描き込みが多く、
目まわりの影等もあるので肌とは別にする人が多数です。
4.パーツごとに分ける★推奨★
パーツごとに細かく分ける人も非常に多いです。むしろプロレベルだとこの位は分ける人が多いです(人による)
線画、髪、髪の装飾、白目、黒目、眉毛、服1、服2、スカート、フリル、ベルト、ベルト金具、下着、装飾品、靴下、靴、靴底
この精度でレイヤー分けする理由は、絵を描く人とグラフィックを塗る人が別にいたり、監修者がいる場合です。
修正しやすいように分かりやすくするために分けています。
5.上記に加えて影やハイライトも分ける
企業案件、商業レベル、会社になるともっと細かいルールをセットされることもあります。
上記に加えて、色ごとで管理する方法です。
影1、影2、落ち影、ハイライト、覆い焼き、チーク、チークハイライト等々
これらはレイヤー1つに一色というもので、後から調整を前提にレイヤー分けされています。
ピンポイントで修正ができるのがメリットです。
ただ昨今の流行り塗りだと難しいので、ここまでの分け方は最近は少ない印象です。
ただ影、ハイライト、覆い焼レベルで分けるのは今でも多いと思います。
6.まとめ
色々とレイヤー分けについてお話してきましたが、
1~3は当然おこなっていて、4くらいは最低限意識してほしい温度感です。
勿論絵柄や、描き方、個人的な絵、商業的な絵でかわってきますので、
あくまで参考にてお願いします。
以上になります。
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