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134. 慢性上咽頭炎②

さて本記事のタイトルは「慢性上咽頭炎②」ということで以前投稿した上記の記事の続きとなる。

うわ喉痛い、風邪引いたわさいあくや...
って時に病院に行くとこの「咽頭炎」って診断を受けたりする。
咽頭っていうのは喉の奥のことなんだね。
そしてこの咽頭は解剖学的に3つの部位に分けられていてこの一部である上咽頭に慢性的な炎症が起こっている状態のことを「慢性上咽頭炎」とするわけですね。

とまあここらへんよりも症状とかについて
慢性上咽頭炎は端的に言えば

ずっと風邪を引いている


みたいな状態だ。
前回記事で触れた副鼻腔炎による症状にも近しいものがある。
通常の風邪でも経験するようなせきやくしゃみ、熱などといった一般的な症状から耳の違和感、頭痛や肩こりまで。
この上咽頭が免疫機能や自律神経に大きく関わる部位であるためここに慢性的な炎症が起こるというのは厄介だ。
長引けば慢性的な疲労感、不眠といった症状まで引き起こしていくことになる。

そしてまた1つ問題なのがこの上咽頭炎の発見がそう簡単ではないこと。
ただ口を開けるだけではこの上咽頭は視えないため内視鏡による検査、異常がないように見える場合でもさらに綿棒でこの上咽頭を刺激することでようやく状態が判別できたりする。

私がここ数週間通っていた耳鼻科ではこのような内視鏡検査などは行わず、副鼻腔炎の診断を受けただただ抗生剤などの処方がなされてきた。
厄介なことにこの慢性上咽頭炎に対して抗生剤などの薬剤はあまり効果がないという見方もあり、無為に抗生剤やその他薬の副作用を享受していただけだったのだろう、この数週間は。
ただ私としては上記の耳鼻科を責めるようなつもりはない。
副鼻腔炎の詳細経過を診るに必要なレントゲンやCT設備がないことを承知でこの耳鼻科に通い、また症状が緩和していない、もしくは悪化しているかのような感覚があったのにも関わらず何かを調べることもせず仕事も忙しいしなどと惰性で行動していた自分の甘えを鑑みる必要がある。
学びはそこら中に転がっている。

とまあ脱線じみたところで、次に慢性上咽頭炎の治療法について。
1つの方法としてこの上咽頭を薬品を染み込ませた綿棒で刺激する、というものがある。私はこの治療を始めたがこれがなかなか痛い。喉、鼻、耳の神経痛を同時に引き起こす高カロリーの上これを週に1, 2回、数ヶ月間やることで症状の緩和が「望める」ということで割とハードで手間がかかる。敢えて「望める」としたのは文字通り保証はなく、さらに一旦症状が緩和しても再発する可能性も大いにあるからだ。

さてはてこうも結構キツイ症状が長期にわたって続いていてさらにこれがいつ治るのかもわからないなんてなかなか不安だということで
この不安を鎮めるべく、そしてこの記事が誰かの不安を少しでも解消することに繋がればと思いこの記事を執筆している。
まあなかなかの症状で何かをガンガンやるモチベもないのでどうにかモチベを絞り出せるこのnote執筆は継続したい。
さらには遠距離恋愛もまあ上手くいっていないので…やられてますね、うん。

ここらへんについてもまた話します。
ここまで読んでくださってありがとうございました。




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