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思考×行動

島田紳助は芸人の評価は才能×努力で決まると言っていた。
才能と努力をそれぞれ5点満点として、むちゃくちゃ才能があって、むちゃくちゃ努力してる子は5×5の25点。そんな芸人にはどうあがいても勝てない。仮にむちゃくちゃ頑張って努力で5点満点だったとしても才能がなければ5×0で0点。残念だけれど、芸人を辞めて他の道を探した方が良いとの考えだ。
ちなみにM1に10年の制約をつけたのも、この考えに基づくもので、自分の才能の有り無しすら分かってい無い才能の無い芸人に対し、10年頑張っても準決勝すらいけないようなら才能がないんだから、今後どんなに頑張っても無理。他の道を探しなさいとのメッセージを込めているそうだ。

前置きが長くなった。

私が言いたいことは、この考えは仕事にも通じるのではないかと言うことだ。
ただし、かけ算するものは「才能」と「努力」ではなく、「思考」と「行動」だ。

深く良く考え、良質な思考を作り上げることが出来れば5点。さらにそれを実現する為に周囲を巻き込みながら、適切な行動ができる人は5点。

仮に5×5の満点を産み出せる人はイノベーションを起こしたり、新ビジネスを展開しているだろう。
スティーブジョブズが、当時ペプシコーラの社長をしていたジョンスカリー氏にアップルの社長になってもらう為に18ヶ月も交渉をし続けたのは有名な話だ。

自分に置き換えて考えてみる。
私の場合は圧倒的に行動点が不足している。考えて考えて考えて、自分なりに納得の行くゴールが見えていても、それを実現する為の行動が伴わず、途中で諦めてしまうことが多々ある。

今年は行動の年にする。

年末に振り返った時に、今年はえらく行動したなー。そんな風に思える一年にしたい。

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