今生の暮らし
もやし今年最大のイベントが発生しました!
まだ始まって二か月しか経っていないのにね!
その名も! お引っ越し!!!
いきなり公表されてもわけがわかりませんよね。
多分田舎あるあるだと思うのですが、成人しても実家暮らしって多いと思うんですよ。
何せ土地余りの地域なので、実家が持ち家である確率は高く、個室が用意されていることも多い。
そんな類に漏れないもやしが一人暮らしを始めるにあたって、いろいろ考えたことを書き連ねていきたいと思います。
1:実家暮らしのメリット・デメリット
実家暮らしのメリット
・家賃が安いorゼロ
・駐車場/ネット/光熱費がいらない(家賃に含まれる)
・家具/家電/その他設備を揃える負担がない(家賃に含まれる)
・食事が出てくる(家賃に含まれる)
・洗濯物を洗ってくれる(家賃に含まれる)
・怪我/病気の際に看病してくれる
・送り/迎えをお願いできる
・作業分担ができる
おぉ、書き出すとやばいくらい甘えていますね!
圧倒的なコスパの高さが魅力的!
一人一台持つような物だと個人支出になりますが、炊飯器や洗濯機などの一家に一台あれば十分なものは共有できるのでメリットしかありません。
何だったら一人で一種類ずつ数人が持ち寄れば、すぐにでも生活が始められてしまいます。
単純に頭割りした分だけの費用と労力しかかからない計算です。
ただ『家の物』というカテゴリーになると、出費の出どころは家計だったりするので個人の懐に直接響くことはなさそうですが。
また、複数人が共同生活することからマンパワーが働きます。
働いている間に家事が済まされているというのは分かりやすいメリットでしょうね。
そして中でも一番のありがたみは『ダウンした際に頼れる』ところでしょう。
頻度は限りなく低くとも、そうしたセーフティがあるだけで日々ピリつく必要がなくなりますからね。
対するデメリットはというと
・常に人の気配がする
・設備の購入/変更などで対立する可能性がある
・相容れない対立が発生したときは地獄
・ネットなどの家族単位の通信契約を簡単に変更できない
・食事の幅が決まっている/選べない
・隠し事が難しい(必要があるかは置いといて)
・送り/迎え/家族の用事に駆り出されることがある
・その他、個別の家のルールに縛られる
メリットのほぼ真逆ですね。
やってもらえることは、自分もやる可能性があるわけです。
そして『物を共有する』ことで費用対効果を上げる反面、説得が伴い選択肢は狭くなります。
二つ目、三つ目を買っても使うのは結局一つなら意味ありませんからね。
さらっと思い浮かんだだけでもこれだけあるので、細々としたメリット・デメリットはもっと多くありそうです。
2:一人暮らしのメリット・デメリット
上記の実家暮らしの特徴を踏まえて、一人暮らしのメリット・デメリットを考えていきましょう。
巨大なメリットは何をするにしても『誰にも許可が必要ない』ところにあります。
例えば引っ越しを勝手に決めても文句は出ません。自分が大変なだけです。
ネット契約を切り替えても、家電を買い替えても、ごみを捨てずに溜めてしまっても。
同居人が居ないので文句を言われる心配など皆無です。
反面、好き勝手に生きられるがゆえに自制心との闘いになりそうですが(笑
対するデメリットは何をするにしても『コストが莫大に掛かる』というところです。
そもそもフルタイム労働で仕事場に通う生活をしている場合、家の使用時間は最大でも16時間しかありません。
何なら通勤、休憩、買い物、外出、外泊なんていろいろを考えると、一日の平均使用時間は12時間くらいではないでしょうか。
つまり長時間誰も居ない空っぽの家に月々の家賃が発生するわけです。もったいないよね。
たとえば食事。
作る量によって材料の量が変わっても、種類や工程は同じです。
要は一人分でも二人分でも材料の種類と時間はほとんど変わらないわけです。
また、材料も一人分だけ購入することは難しく、できても割高になってしまいます。
時間・費用ともに随分ともったないと思いませんか?
たとえば家電。
扱う人数に関わらず、現代で生活するならある程度必要でしょう。
ですが生活家電を一通り揃えるのは大きな負担になりますし、その使用頻度は随分と低くなります。
余り費用対効果ばかりを声高々に言うのもおかしな話ですが、実際にそうなのだから仕方ない。
けれど実家暮らし(家族同居)の場合はメリットは複数人で享受でき、大きなデメリットの支払いを分担できるわけです。
そう考えると一人暮らしの負担って、実家暮らしの数倍どころではないってことになるんですよね。恐ろしい。
3:そもそも一人暮らしって必要?
実家暮らしを型にはめて説明するなら、『複数人で住環境をシェアすることで導入・管理コストを下げる方法』です。
対して一人暮らしは、『個人負担の大きさと比例するように自由度が上がる生活』となります。
ゆえにもっと自由を謳歌したい!
または実家暮らしが窮屈すぎる!
そんな実家暮らしのデメリットが耐えられなくなったとき。
または一人暮らしのメリットに目がくらんだ時に勢いで飛び出すのも悪くありません。
生活費や新生活に掛かるコストはともかく、日々を暮らすだけの家事はわりと簡単です。今は家電が何でもやってくれますから。
たとえば洗濯は洗濯機に洗い物を入れてスイッチを押せば、あとはハンガーに掛けて干すだけです。
畳むのが面倒だったので、ハンガーのまま収納していましたし、部屋干しなら時間も雨も気にならない。
使用者が一人なので、散らかさなければ掃除も毎日する必要もありません。気になるなら自動掃除機でも買えば解決です。
食器を洗うのも同じく、一人だけなので汚さなければいいのです。何なら紙皿という手もありますからね。
気にかかるのは食事です。
自炊するとなると時間と労力を馬鹿食いするのに、外食・中食を始めれば費用負担が爆上がりしてしまう。
なんとも困ったちゃんの食事ですが、何というか生活で一番の楽しみでもありますよね。
一人暮らし初心者としてしっかり料理に励まなくてはいけませんな。
実家暮らしの楽さを知るもやしが一人暮らしを始めるよ、ということで長々書いてきましたがいかがだったでしょうか。
現在実家暮らしをされている方には一人暮らしの気楽さを。
逆に一人暮らしの方には実家暮らしの負担の低さをそれぞれ伝えられたなら幸いです。
どちらにせよストレスを溜めやすい昨今、わざわざストレスフルな環境に身を置くことはよろしくありません。
行き詰っていると感じる方は、今一度住環境を考えてみてはいかがでしょうか。
それにしても、このSDGsを推奨している社会で『シェア』を手放すってなかなかの贅沢ではっ!?
ではまたっ!
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