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とろけるしっとりアツアツと擬音の宝庫【たこやきEIGHT】

大阪名物たこやき。
和歌山でもその影響は大きく、完全に傘下に入っていると感じるほど。
そういえばたこやきの特徴って、東西で結構違うみたいですね。

出汁文化の関西はたこ焼きにもしっかり入っていて、ソースを付けずとも十分美味しい。
たこも大きなものが多く、どちらかと言うと明石焼きに近いんでしょうね。
対する関東はしっかりした生地で、ソースやしょうゆ、ネギやタルタルなど、味付けやトッピングを楽しむ下地の印象。
近いもので言うならお好み焼きかもしれませんね。
旨さを封じ込めるのか、味付けを委ねるのか……こうしてみると面白いですね。

さて、本題に参りましょう。
今回ご紹介するのは軽く食事を済ませ、少し物足りないなという二軒目に最適なお店となっております。
もちろん、最初から突撃しても十分なラインナップがありますからね!

1:熱気を感じる店内

電車の車両をほうふつとさせる、奥行きのある店内。
カウンターテーブルが中央を分断するように鎮座し、向こう側すべてがキッチンという面白いのがお店の造り。
入口の隣でたこ焼きの鉄板が熱を上げ、焼ける音が耳にせせらぎのように届く不思議な感覚。
一番奥には座敷があり、少人数ながらグループでの利用もできますね。

店内の最大数は十人ほどなので、これなら少し人が集まれば貸し切りにできそうですね。
うーむ……よく考えられている。

2:いいから食べよう!

お通しが届きました。

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枝豆と……もやし。メンマも入ってますけどね!
この日は二人ともソフトドリンク。けどめっちゃ飢えているんですよ!
そして続々!

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ながーいお皿に六個ずつ。綺麗に並んで現れます。
頼んだものは――忘れちゃいました!
けれどもどれにも共通しているのはとにかく『新食感』だということです。

箸でつかめないほどの柔らかさ(豆腐を扱うように掴んでください)
口を閉じるだけで二つに割れてしまうたこ焼きを頬張れば、どうやって秘めていたのか分からないほどの熱が口内に広がり(やけどにご注意ください)
とろとろと魅惑の食感と凝縮された味が舌を撫で、気付けば口の中から消えている。
口内に残る熱や味わいが食べたことを忘れさせないものの、あまりに早い退場に名残惜しい気持ちが強く残るっ!

次を急ぐ前に口を冷やすためにドリンクが減り、けれど口内灼熱はちょっとしんどい。
そうして学習したもやしは先に半分に割って熱を逃がす策に出た。それでも熱は簡単には抜けてくれない。
逸る気持ちが次を急かし、先ほどよりちょっとマシになっただけのデジャヴがもやしを襲うのです。
これを延々とリピートすることに……完全に馬鹿になってますね。

これがベースにある上に、たこ焼きのメニューがざっと二十種類を超えています。
中には変わり種も多く、だしたこ焼きやバーナーで炙ったり、ワイン・チーズを掛けたり、グラタンのようにしたりと、たこ焼きの幅が尋常じゃなく広い。
何というか、回転寿司の変わり種見ているみたいで、こういう使い方あるのかって感心してしまいます。

さらに驚くべきことに、このたこ焼き。良くも悪くも無限に食べれてしまう。
具材を包んでいるだけのとろふわ食感生地はお腹に溜まらないからか、まだもう一皿くらい、もう一皿だけ――と、オーダーが積み上がる。
満腹感のある状態でさえ、欲してしまう悪魔のたこ焼き。
いずれも400~600円くらいで普通の居酒屋の一品と同じ価格なのもついつい頼んでしまうポイントですね。

そうそう、このお店で初めて知ったのですが、『きゅうりのチューハイ』ってあるんですね……。
隣で飲んでた方が頼んでいて、頼むたびに「細長いキウイあるんだなぁ」って眺めていたのを覚えています。
美味しいんでしょうかね……? 今度頼んでみましょうか(笑

参考までにお店の情報を掲載しておきます。
(※正確な情報が必要な場合は直接店舗にお問い合わせください)

店舗名:たこやきEIGHT
住所:和歌山市雑賀町118
電話番号:073-407-1215
営業時間:16~24時
定休日:火曜日

公式SNS
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