県内の起業家を講師に迎えて、ビジネスモデルを学びました
第2日目、「大洲市チャレンジプログラム」が8月10日に開催されました。この日は、第2・3・4回の講座と、3回分の講座が一緒になっており、10時〜お昼を挟んでの17時までと長丁場でしたが、参加したみなさんは集中して取り組んでいました。今回の記事では、午前中の県内の先輩起業家を講師に招いて、ビジネスモデルについてレクチャーいただいた様子をお伝えします。
■登壇者
井上 大輔さん(株式会社LINK WOOD DESING)
森松 直樹さん(株式会社 コミットコーポレーション)
高岡 奈々葉さん(シトリン)
新居 総一郎さん(株式会社B-and-A)
高辻 孝将さん(株式会社山田屋)
5名の方に登壇いただき、それぞれのビジネスモデルについて図解を用いてレクチャーいただきました。20分前後と、タイトな時間にも関わらず、みなさんご自身の事業の紹介から立ち上げについてまで丁寧にお伝えいただきました。参加した受講生も興味津々で、お話を聞いていました。
■井上大輔さん(株式会社LINK WOOD DESING)
トップバッターは井上さん。井上さんの会社LINK WOOD DESINGさんは、住宅用家具、日用雑貨の企画製造、商業店舗のデザイン、施工、商品企画等を営んでいます。その中でも、地域のいろいろなものをセレクトし販売している「LINK WOOD DESING地域社」についてお話ししてくださいました。
■森松 直木さん(BABY STORY)
続いてお話しくださったのは、井上さんの高校の同級生で大洲高校出身である森松さん。森松さんは、生まれたばかりの赤ちゃんの写真に音楽とパパとママのメッセージをつけた
「BABY STORY」というサービスを提供しています。商売は、win-win-win」という言葉が印象的でした。リアルなビジネスの話にも夢中で受講生は耳を傾けている様子でした。
■高岡 奈々葉さん(シトリン)
タレント活動をしている高岡さんのビジネスモデルは、すでにYouTubeやInstagram、TicTokなどでたくさんのフォロワーがいる高岡さんだからこそできるもの。中島のみかんをSNSなどを駆使して販売するものです。地域の魅力を伝えながら、地域の課題が解決できるものです。ビジネスをスタートさせたばかりの高岡さんが、自身のビジネスの「強み」と「課題」を客観的に分析し、講話の中で生徒にシェアしてくださいました。
■新居 総一郎さん(株式会社B-and-A)
本プロジェクトのメンターのリーダーである新居総一郎さんは、SNSのマーケティングと、スクールの運営をしています。新居さんは、ご自身のビジネスプランを紹介しつつ、生徒に「そもそもボジネスプランとは?」というお話をしてくださいました。
「BtoC」「BtoBtoC」のお話をしつつ、ビジネスは、「生活を営む消費者のためにあるもので、どんな企業を支援してもその先にいるのは「C(consumere/お客様)」ということを忘れてはいけないとのことでした。
■高辻 孝将さん(株式会社山田屋)
株式会社山田屋の6代目である高辻さんは、昨年、山田屋まんじゅうを継ぐために東京から松山に帰ってきました。たくさんあるまんじゅうでも、高級路線で販売している山田屋まんじゅうのブランディングについてお話してくれました。さらに、これまで百貨店を中心に販売してきたものの、現在はオンライン販売も開始している山田屋まんじゅう。マーケットは常に変化するため、自分たちで見つけていくことが大切とのことでした。
■まとめ
2日目の「大洲市チャレンジプログラム」は、午前中の「県内起業家を講師に迎えた講義」と、「魅力・課題からビジネスアイデアを創出する」の2本立てで開催されました。後半の記事は、記事はこちらです。
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