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あちらとこちらの境界線


なぜ、境界線が必要なのか?
それは、他人と自分は違う存在だと
明らかにするためなんじゃないでしょうか。
 
ということで、
敷地の境界線に柵とネット設置しました。
柵はあり合わせの端材を組み合わせて
釘で打ち付け。
ネットは高さ150㎝の防獣用ネットと防風ネットを使用。
園芸用180㎝を30㎝ほどハンマーで打ち付け
ネットを麻ひもで縛り付けていくだけ。



 この作業は特に重いものを持つわけでもないので
女性一人でもできます。
 


ついでに壊れていた柵も何とか立て直して
一応使えるように。
 


 
獣害対策という名目ですが
実際、今一番避けたいのが人の侵入。
 
境界線があいまいだと
人っていうのは「入っていいのだ」
と思ってしまうのでしょうか。

敷地内で作業をしていると
大した用もないのに
ズカズカと何の断りもなしに
入ってくる人が度々。
 
サルや野良猫のほうが
よっぽどわきまえてるのか
こちらの領域に入らず
通り過ぎていく。
(まだ何も作物が実ってないので
見向きもしません・・・)
 
でも最近では道路側に
柵とネットが完成したことにより
地元の方とのあいさつや世間話も柵越しでするようになり
人付き合いが苦手な私にとっては
ほどよい距離がとれて安心感。
 


私は私であって
あなたではないのだから。
 
そうだった。
もう他人の気持ちや空気を読み取る必要もない。
わざわざボロボロに疲弊する必要などない。
まずは壊れた柵のような自分を立て直すところから
始めなくちゃ。
 
 
そう自分に言い聞かせて
今日もせっせと残りの境界線に
ネットを設置する日々です。
 

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