うちのエネルギー事情(ガス編)
うちは田舎暮らしをしておりまして
電気ガス水道契約をしておりません。
電気については先日投稿しましたのでそちらを。
今日はガスのお話。
まず主にガスを使うのは一般的に
① 食事の調理
② お風呂、シャワー
かと思いますが
うちにはお風呂やシャワーはありませんので
重要になってくるのは
「食事の調理」
いくら「自然と暮らす」とはいえ
温かい食事、やっぱり食べたいです。
お湯沸かして、お茶や珈琲飲みたいです。
そこで、最もコストがかからない調理法といえば
「焚き火」
近隣に民家はありませんので
煙やにおいなどの問題はありませんが
重要なのは燃料。
元々、キャンプをしていた時から
焚き火はいつも落ちている木を拾って燃やしていたので
「なんとかなるかな」という甘い算段。
焚き火って太い立派ないわゆる「薪」を想像されるかもしれませんが案外、細めの枝でも十分な燃料になるんですよ。
昔、子供の頃、一人で家で留守番してたときに
父親のライターを使って灰皿で
ティッシュを燃やして遊んでいたことがありました。
今思えば、なんと危ないことしてたのか。
でも、あの炎のゆらめきに
どうしようもなく魅かれたんでしょうかね。
ガスの供給によって
遺伝子レベルで求めてしまう炎のゆらめきを
見つめる機会が少なくなってしまったのは
寂しいことかもしれない。
さらに最近は「IH調理器」や「電子レンジ」
での調理も当たり前になり
火すら見ることがない、というパターンも多い。
逆にそれが人間の炎への思いを強くしてしまい
数年前にキャンプブームとともに
焚き火だけを楽しみたい「焚き火ブーム」も
沸き起こりましたね。
日常でなかなか思う存分
焚き火できる場所が少ない現代の仕組みは
仕方ないのかもしれない。
とはいえ、「人(ヒト)」と「火従(ヒト)」
ずっと長い年月を火に従って生きてきた。
焚き火をキャンプやレジャーなどの娯楽ではなく
それに従い、共に暮らす存在でありたい。
私がこの田舎暮らしをしたかった理由の一つでもあります。
どうかこれからも
人が火と共にあり続けますように。
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