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家賃が約1年無料。本業をしながら、団地のコミュニティづくりに。YADOKARIがプロジェクトの参加者を募集中

東京都町田市、小田急小田原線の鶴川駅からバスで8分ほど行った先にある「鶴川団地」。都市再生機構が主体となって1960年代に開発されたこの団地は多くの部屋がリノベーションされ、広場では夏祭りや餅つき大会などのイベントが行われるほど、今も賑わいのある団地になっているといいます。

団地の1階部分に位置する「鶴川団地センター名店街」には、スーパーやベーカリー、整骨院や郵便局などもあるそうで、ここでの暮らしを想像するだけでもワクワクするような気がしてきます。

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この鶴川団地で、新たな取り組みが始まるそうです。暮らしの原点を問い直し、これからを考えるYADOKARI株式会社は2月9日、団地の新たな魅力を発信する「未来団地会議 鶴川団地プロジェクト」を開始すると発表しました。

鶴川団地におけるコミュニケーションの核となる存在として、「コミュニティビルダー」を全国から募集。同社サイトによると、コミュニティビルダーは約1年間団地の一室で暮らし、YADOKARIとコミュニティ支援活動を行います。たとえば、YADOKARIのWebサイトに掲載する記事の執筆(期間中に3本以上)、イベントの企画・運営(同3回程度)などが挙げられていました。

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2021年4月〜2022年2月末までの期間中は家賃・光熱費をYADOKARIが負担してくれるだけでなく、活動費として3万円/月が支払われます。2名1部屋となっており、夫婦や友人同士でコミュニティビルダーになることも可能。1人の場合は、同性のコミュニティビルダーと同居という形になるようです。

ちなみに、部屋の間取りは2DK(48.2㎡)のフルリノベーションタイプ。エレベーター付きの5階で、バス・トイレは別とのこと。興味のある方は、YADOKARIが公開している「オンライン内覧」の動画をご覧ください。

その他、YADOKARIは団地のさらなる活性化に向けて、公園などパブリックスペースの活用方法を、住民や市民とともに検証するとのこと。同社では町田市内外でも団地に関わるプロジェクトをおこなっており、「将来的にはそれらの連携や相乗効果の創出を見据えた活動を進めていく」としました。

応募や募集に関する詳細は、こちらのWebサイトをご参照ください。

(画像出典:YADOKARI プレスリリース

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