「エール」を2日見て、スランプを脱した話

三月くらいに作曲ができるようになってからというもの、5、6曲くらい自分の曲として完成させている。ペース的には2週間に一曲できるくらいだった。しかしこのところ最近、「書きたいことがない」「パクリでしかない」「また前と同じ感じの曲だ」という状況が続いて嫌気が差していた。いわゆるスランプである。

そんな中、部屋からギターの音がしないことを珍しく思った母親が、最近弾いてなくない?と聞いてきた。正直にスランプであると答えると、朝ドラでも窪田正孝(役の名前が思い出せなくてすいません)が全く同じ状況であるというのを聞いた。

なんとなく、ヒントが見つかると思い昨日今日と見てみた。窪田正孝は、応援団の人に心を動かされ、その人のために応援歌を書くと決意し完成させたお陰で、今までは自分しか見ていなかったことに気づいたのだ。

それはまさに、今日エールを見るまでの俺もそうだった。自分の曲は、自分のためだけ。そういうスタンスで書いていくことには、すぐに限界が来るに決まっている。最初の一歩として、高校時代の親友のための曲を描き始めると、早速サビだけ完成した。これだ。しばらくはこれで行こう。この曲が書き終わったら、次は誰のために書こう?

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