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母から受け継いだファッション力:2

前回から随分間があいてしまいました…。

あれから洋服は買っていません。買わない計画継続中です。
近所にユニクロがあるせいか、散歩がてら覗いては
昨今のトレンドをなんとなく感じたりしています。

そこから感じたこと
爆発的なトレンドが生まれていないけれど
静かに確実にあって、そして変わるスピードが速い。

若い頃であればきっと飛びついていたであろう流行りにも
すっかり動じなくなって、自身の歳を感じるけれど(笑)
それは若い頃に散々失敗したりして勉強したから、かな。


私は母と仲が良く、買い物もほぼ一緒に行っていました。
前回書いたように母のファッション力とモノを見極める目は確かで
ブラウス一枚買うにも最終的には縫製までチェックします。
高くても縫製がよくないものもあるし、その反対もしかり。
高ければ良い、という概念はまず持たない。
ブランドに固定概念を持たず、とにかく見る、着てみる。
それを繰り返しているうちに
・自分にフィットするもの
・品質の良し悪し
・流行りのものでも自分に似合うかどうか

という点が見極められてきます。
そして決して流行っていても、似合うと思っても

「それは来年も身に着けたいと思えるか」

その最も重要な考えも持ち合わせるようになりました。
こうしてトレーニングされた結果
今現在も現役でいられる洋服や靴たちは

・まずシンプル
・シンプルだけど、少し変化球のあるデザイン
・品質が良い

の共通点があがります。
それは20年ほど前に買ったものであっても飽きずに
そして目まぐるしく変わるトレンドにも対応できています。
だから今、買わずともいられるということになるのかと
そんな結論に至っているわけです。