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生産者対応:山本なな

皆さまこんにちは!ともしょくで生産者との関係構築を担当している山本です。
自己紹介と私が挑戦したいこと、について書かせて頂きます!

▷イマに至るまで:

私は北海道函館市で18年間生まれ育ちました。学生時代の私は一言いうと、おてんば娘。地元の女子校に通い、北海道の大地の中で、自由気ままにのびのびと過ごし、バスケや登山にいそしんでおりました。

そこから大学進学のために上京しました。都会の荒波に揉まれて、少し大人になります。月並みかもしれませんが、お客様に「ありがとう」と言ってもらえるが嬉しくて、そして「ありがとう」と言ってもらうにはどうすればよいのかを考えるのが楽しくて、飲食店のアルバイトにのめり込み、授業そっちのけで1日中アルバイト先に居座っている大学生でした。

そんな中ひょんなことから、大学を休学してフィリピンに1年間ほど住むことになります。(▽不動産開発事業の立ち上げに携わっていたころ)

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異文化の人々と何かを作り上げた経験が楽しくて、社会人としても世界をまたにかけて仕事がしたいと思い、新卒で総合商社に入社しました。3年間金属資源事業に従事しましたが、色んな出会いや発見があり、イマはリクルートで事業の企画を担当しています。

▷私の軸:

それは【誰かに喜んでもらいたい、誰かがHAPPYになることをしたい】です。

過去のアルバイトもフィリピンでの経験も、誰かの喜びや楽しさにつながっていると思うと、自然とやる気がでてきました。

そして、私がいま喜んでもらいたい相手は2つです。世界と生産者さんです。生産者さんは後段で書かせて頂きますが、世界?と思われますよね。

最近SDGsという言葉、耳にする機会が増えました。私は前職で金属資源を担当しており、それはもうSDGsの対象ど真ん中の商材でした。CO2を大量に排出するというネガティブな意味でど真ん中でしたが、それと同時に世界の産業構造を支える上では、必要不可欠な資源でもありました。この矛盾と葛藤しながら過ごす中で、(会社員としては難しくても)、自分個人としては、少しでも環境に配慮した生活をするよう努めており、これを世界が喜ぶと表現してみました。

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(△ペットボトル使用量削減を推進するmymizuというアプリを提供する団体のメンバーとして活動しています)

▷生産者さんを応援したい:

もう一つ喜んでもらいたい相手:生産者さんです。

私の両親は漁業に関わる仕事をしています。正直なところ、学生時代の友人のご両親は、医者、会計士、先生、を職業としている方が多く、権威あるお仕事すごいな、一転自分の親の仕事?なんて事を感じていました。
今となっては本当にカッコ悪いのですが、当時はどことなく、劣等感みたいなものがあったような気がします。

振り返ってみると、魚屋の娘で良かったことが沢山あって、その一つは【美味しいお魚を知っている】ことです。日常の中に、漁師さんから新鮮なお魚を物々交換のように頂き、お魚1匹をさばいて、頭はあら汁に、身は腹の部分は切り身にして塩焼きに・・のような最高のお魚の食仕方を満喫していました。

加えて、食すまでの過程には、どこでどうとられたかというストーリー、魚という食べ物ではなく生き物を食している感覚、生産者さんとの会話、など色々な付加価値があったように思います。現在東京で過ごす中で、上記のような機会がめっきりなくなり、地元でのお魚の食しかた如何にレアで贅沢だったかを気づくようになりました。

このお魚との関わりから思うのが、第一次産業がヒトの生活の中で当たり前すぎて、その偉大さに気づくのが難しい、そして第一次産業に従事している人だってその偉大さに気づけてないのではないだろうか、という事です。私のように生産が近くて当たり前だった故に、その豊かさに気づけない人もいるかもしれないし、生産する事が昔からの当たり前だった故に、それを誇るべき営みだと感じられていない方もいらっしゃるのではないか、そのような仮説を持っています。

この仮説はある生産者さんからすると、余計なお世話と感じる方もおられるかもしれません。ですが、この仮説に共感して、「ともしょくを利用して良かった」と喜んでくれる生産者さんがいらっしゃると信じております。

「生産者さんへのリスペクトが溢れる世界」をともしょくで実現するために、より多くの方に利用頂けるサービスに磨き上げていきたいです。

(Facebook)
https://www.facebook.com/nana.yamamoto.509

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