マガジン一覧

声劇・シチュエーション台本

オリジナルの声劇台本やシチュエーション台本等をまとめていきます。ここに有るものは基本的に御自由にお使いいただいて構いませんが、1部完全フリーでは無い(作者名、出典元を求める)ものがありますのでご注意下さい。

『光の輪廻』エンディング

あなたに、届いてほしい 迷って、傷ついて、笑って、生きることを探すあなたへ。 私たちは、だれも一人なんかじゃないってことを。   「よぉしやるぞぉ!」 日常に隠れた人の想い、あなたはいくつ、見つけられたかな。 「まだ間に合うのかな~」  奇跡は起こる。1人じゃないから! 『オープニング』へ ⬇

『夢追い人』

おーい!ここだ!ここ! お前さ、遅せぇよ! 何時だと思ってんの!? 待ち合わせ21時だろ? はい、時計見て。今何時? 21時15分! 今日クリスマスだってのに寒空の下、15分も俺を待たせたんだぞ!? 寒いだろ! 俺、風邪ひいちゃうよ!? てか、なんでクリスマスの日にお前と2人っきりなんだよ! クリスマスの夜に男2人でなにやってんの!?って話だって。 俺も彼女いる訳じゃないし? クリスマスにソロで寂しく居酒屋行くのもなぁって思ってたけどさ!? でもまぁ、俺たちの秘密基

『人生で最も大切なもの』

ただいま~っと。 あ~もぅ、今日はクリスマスイブだってのに、何でこんな忙しいのよ。 みんなデートだったり、家族と過ごす~とか言ってさぁ。 み~んな私に押し付けてきて。 何なのよ全く。 私が独身だから!? 彼氏いない私のせいなの!? どうせ私は1人ですよ~だ。 家に帰って来ても、だ~れも「おかえり。」なんて言ってくれないわよ。 はぁ……。 何でクリスマスなんてあるのかしら。 ホント、今日はヤケ酒だわ。 あれ?郵便……物? ん~?……手紙……手紙? 珍しいわね。誰かしら? あっ

『本当に守りたいもの』

はい、それでは今日のクリスマス会はこれで終わりです。 みんなお疲れ様でした。 気を付けて帰ってね~。 みんなからもらったお手紙は後でちゃ~んと、先生が読むからね。 あ、こらこら。慌てないの。 もぅ、ホントに気を付けてよ~! ふぅ……。 終わっちゃったな。 クリスマス、か。 流石に小学生の高学年ともなると、サンタクロースなんて信じてない子ばっかりだよね。 あ~ぁ。家にもサンタクロース、来ないかなぁ。 サンタさんに何をお願いしようか? 最新のサイクリングマシン、マッサージチェ

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呟き、戯れ言、独り言

思い付いた事、呟き、その他の記事はこちらに。

私は神か仏か、それともただの人間かって話

あなたは神を信じますか? 人は古来より、神を崇め、奉り、厄災の終息、様々な祈願、お礼にと神との関係を築いていました。 旅の安全を願い、身ごもった子の安産を願い、学業、健康、交通安全に開運、厄祓いにと神様は大活躍! いや、そんな事を書きたいんじゃないんですよ。 お陰様で、私もリアルの仕事以外での様々な活動をさせていただいております。noteに記事を書いたり、小説を書いたり、声劇台本やシチュエーションボイス台本を書いたり、声劇団体さんの代表を承ったりとまぁ多岐に渡ります。

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私はバズりたくない!

おはようございます。 もうすぐでこんにちは、ですかね。 沖ママこと、漆黒です。 昨日(2023年4月25日)のTwitterでのスペースで様々な話を聞いた。noteとTwitterの使い方、有り体に言えばバズり方の話。 バズらせるには、ページビューを稼いでインプレッション数を稼いで……等を行い、広く拡散させる事。そして『パッと見』で興味をそそられるものをツイートする。極論ではあるが、内容に関しては二の次、三の次でもいい。 だからこそ、ツイートする時間、自身のフォロワーが

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『夢』と『希望』はセットだと語ってみる話

ひとーつ! ・夢を語るのって恥ずかしい ふたーつ! ・夢に見るのは自分では出来ないからさ みーっつ! ・夢は叶わないから夢に見るんだよ よーっつ! ・夢なんて、諦めた いつーつ! ・夢……ってなんだっけ はい、どうも。沖ママことPN 漆黒 です。 皆さんは夢、持ってますか?夢、見てますか? 幼稚園、保育園の頃、小学生、中学生、高校生……。集団でいる頃、何かと『夢』って聞かれませんでした? それって、意味があるんですよ。 基本的に、一般的に『夢』とは『希望

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『すずめの戸締り』が呼んでいる嘘のような本当の話

-ネタバレ含みます- 3月21日、火曜日。 前日の月曜日に仕事上で事件(トラブル)があり、全力で事にあたる。その結果私は頭痛を発症、寒気、倦怠感と戦いながらも、翌日(火曜日)の会議資料を作り、帰路に着く。 『明日はサボろう。』 とても褒められた社員では無い。 多分、職場は大混乱なんだろうな。 『支柱』である私が突発的に居ないのだから。 まぁ、そんな事はどうでも良くて。 3月21日、火曜日。午前10時半頃。 『今日どうしようかなぁ。』 なんて思いながら車を走らせ、宛

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読み聞かせ

おやすみ前や、ちょっとした時間の読み聞かせに。オリジナルのお話をお届け致します。

夏の夜の夢 作 : 沖ママ 絵 : 画家

暗い暗い土の中。 視力を持たないカブトムシは、暗い暗い土の中で長い長い時を過ごしていました。 雨が過ぎ、雪が降り積もる冬を越えてカブトムシは土の中で春を迎えます。 土の中は暖かくてどれだけ寝ていても、怒られることはありません。ご飯をお腹いっぱい食べても、無くなることはありません。 そんな土の中で、長い長い時を過ごすのです。 そんなカブトムシも地上へ出なければなりません。 暖かく、暑い日が続く夏。ある日の夜に、カブトムシが土の中から出てきました。 「ここが地上の世界な

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窓のそと

  ここにひとつ、窓がありました。 ずっとず~っと前から、ある窓です。 高い場所にあり、窓に触れることが出来なかった私は、その窓から見える様々なものとお話をしていました。 これは、そんな窓のこちらとあちらのお話です。 いつからでしょうか。 私は窓の外を見るようになりました。 春の少しだけ寒くて、ほんのり暖かい日。 窓の外には鳥がいました。 『ねぇ鳥さん。』 「なんだい?」 『窓の外は暖かい?』 「そうだねぇ。まだ少し寒いかもしれないよ。」 『寒いの?』 「あ

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魔法の国

もしも、もしも魔法が使える世界にいたら。 あなたはどんな魔法を使いたいと思うのでしょうか。 このお話は普通に魔法が使える世界のちょっと不思議なお話。 ここ、魔法王国では王様が、来る人来る人に珍しい魔法を見せて欲しいとお願いしていました。 「私は炎の魔法でご飯が作れます。」 『普通過ぎる。』 「私は水の魔法で雨が降らせられます。」 『雨はキライじゃ。』 「私は土の魔法で砂のお城を作れます。」 『砂場でしか使えぬ。』 「私は風の魔法でそよ風がおくれます。」 『

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太陽と月

  これは太陽と月のお話。 体も大きくてまぶしい太陽と 体は小さくて静かな月のお話。 太陽が朝、目を覚まして地平線の向こうから顔を出してきました。 「今日もいい天気だねぇ。」 そんな声が人々から聞こえてきそうな程の天気の良さです。 太陽が顔を出し始める頃に眠りにつく月は太陽に話しかけます。 『太陽さん、太陽さん。今日も熱く輝いているね。』 すると太陽は月に向かってこう言いました。 『お月様。実はね、ボクもなんでこんなに熱く輝いているのか分からないんだ。』 月

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HAKUN&Spoon

アプリに関わる事、自身の活動、声劇の事、台本の事、企画の感想等

spoon企画 声で彩るストーリー4に参加してみた

お疲れ様です。 漆黒ことspoon名、okimamaです。 この企画は、めちゃくちゃざっくりと説明すると、絵師様が描いたイラストに書き手が物語を付け、読み手が書き手の書いた台本を読む。spoonの機能であるCASTにアップロードする。というものです。 絵師様はテーマに沿ったイラストを描き、書き手はイラストを選んでストーリーを考える。 (偏りがある場合には調整が入ります。) 読み手も同様に、台本を選んで読むものを決める。 (書き手同様に偏りがある場合には調整が入ります。) 企

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Spoon自由研究放送局

配信アプリ Spoonにて開催された Spoon自由研究放送局 企画に参加いただいた皆様、ありがとうございました。また、お疲れ様でした。 この記事は、8月28日(月)、8月29日(火)の2日間で行われた企画、『Spoon自由研究放送局』の振り返りを書いていく記事となります。 まず初めに、配信アプリSpoonとは? から軽く触れておきましょう。 昨今のVTuberブーム、その前に配信アプリブームがありました。数多ある配信アプリの中でも、 誰でも手軽に、気軽に配信が出来る

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HAKUNA自主企画沖ママカーニバル2023を振り返って

2023年8月18日(金) 午後3時~午後5時 再演・沖ママカーニバル 同日 午後6時~午後9時 新・沖ママカーニバル 以上の日程にて開催した沖ママカーニバル2023。この自主企画は自身のHAKUNAでの台本師としての活動の集大成でもあった。2022年3月、配信アプリHAKUNAでの台本師としての活動を始めた時には、想像もしていなかった事だろう。 企画開催に向けて、想定20分の4人劇台本を6本書く。この様な事は私自身、未経験だった。 この経験を振り返るべく、そして沖マ

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HAKUNA声劇企画を振り返って

2023年7月15日、配信アプリHAKUNAで行われた声劇企画で審査員を担当させていただきました。その企画での審査員としての感想を書いて行きたいと思います。私の審査対象は第2部ですが、個人的な感想として全ての物について載せておきたいと思います。 ✄---------------------------------------------------------------- 第1部……台本 『専属バトラー』 作 ことねぇ 1組目……syu × 伊月 ペア 企画最初のペア

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オリジナル小説

主に短編小説。Twitterにあげたものをひとまとめにしたものやnoteにて公開したもの等。朗読に使用したり等は御自由にどうぞ。

告白水平線

青い空がどこまでも続いている。 この空はどこまで続いているんだろうって思ったことは無いかい? きっと続いているさ、どこまでも。 青い海がどこまでも続いている。 この海はどこまで続いているんだろうって思ったことは無いかい? きっと続いているさ、どこまでも。 青い空も青い海もどこまでも続いていて、青い海がある所には青い空がある。青い空がある所には青い海がある。不思議に思ったことは無いかい? 僕は不思議に思ってた。何故青い空と青い海はいつも一緒にあるんだろうってね。 曇って

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『世界にひとつの物語』

書きたいと書けないの狭間で今日も揺れる。 時間が無いのを言い訳にして書かなかったんじゃない。 きっと時間があっても書けなかったんだろうと思う。 書きたいなぁと思ってアプリを立ち上げ、 真っ白な画面に文字を打ち込む。 時間にしてたったの3分。でも今は無理。 空に浮かぶ雲は今日もただ流れていた。 それでもきっとまた書くのだろう。 私は書く事が好きだから。 書くことでしか自己表現が出来ない 不器用な人なのだから。 誰がが歌うように、誰かが絵を描くように、誰かが声を録音して公開する

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『伸ばした手の先にあるもの』

    ただひたすらに暗い、出口も見えない街灯も月明かりもない道を歩いている。私はひとり道なき道を進む。 この道は何処に繋がっているのか。 この道は何処に繋がっていくのか。 私には分からない。分からないからこそ、私は歩みを止めない。 「ねぇ、誰か。。。」 ただひたすらに暗い、出口も見えない街灯も月明かりもない道を歩き始めた頃は、誰か居ないものかと声を掛けていた。誰でもいい。私を見て、私に声を掛けて。私を、私を! 誰も居ない。ひとり。孤独。 それでも私は歩いた。 この先

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私だけの『幸せ』

貴方は、貴女は何に『幸せ』を見出だしますか? 家族、生活、仕事、夢、そして幻想。。。 街はクリスマスの賑わいが終わり年末、年明けの準備に忙しい。慌ただしく過ぎていくと、いつの間にか年を跨ぎ、知らぬ間に新年を迎えていた。私はアトリエに閉じ籠り、いつもの様に作品に向き合っている。 私は作品に没頭するタイプらしく、一度没入するとなかなか現実へは戻らない。戻らないとは言え、ある程度の完成が見えた時、どうしても止めなければならない時は現実へ戻る。ご飯も食べるし睡眠だってとる。トイレも

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