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首里城2022年秋④

2022年秋、現在の首里城を見てきたので記事に書いています。

前回はこちらです。
首里城2022年秋③

はじめから読みたい方はこちらです。
首里城2022年秋①

漏刻門(ろうこくもん)をくぐると、広場がありました。

おお……

こちらも眺めがいいですね……

展望を解説してくれる案内図がありました。

あら……?

これが日時計ですね。

案内板には日影台(にちえいだい)と書かれていました。

漏刻が水時計であるのに対し、日影台は日時計のことです。琉球王国時代、首里城では日時計を用いて、正午およぎその前後の時刻をはかり、また漏刻でくわしい時刻をはかったといわれています。
日影代は、十二支が刻まれた時刻版(石の円盤)に銅製の棒が取り付けられ、その日影によって時刻をはかるようになっていたと推測されています。
~中略~
日影台の示す時(地方太陽時)は、日本標準時に対して約30分遅れています。

ちなみに写真撮影時は午前11時半ごろでした。あっているのかしら?

日影台(にちえいだい)

日時計の奥に建物がありました。

中をのぞくと……

こんにちは……

快適そうなお部屋ですね。

万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘

じゃーん!

万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘の複製です。
2000年開催の沖縄サミットの会場になった万国津梁館(ばんこくしんりょうかん)の名前の由来はこちらの鐘です。

案内板の内容を記載します。

万国津梁の鐘は、1458年に鋳造され、首里城正殿の前にかけられていた銅鐘です。万国津梁とは「世界の架け橋」という意味です。鐘には「琉球王国は南海の美しい国であり、朝鮮、中国と日本との間にあって、船を万国の架け橋とし、貿易によって栄える国である」という主旨の銘文が刻まれており、往時の海洋王国としての誇らしい心意気が示されています。

案内文を読んでいると涙が出てきました。
沖縄は世界の架け橋……
そうなりたい……
そうあってほしい……

広福門(こうふくもん)

こちらは広福門(こうふくもん)です。福を行き渡らせるそう。

漆塗替中でしたが通り抜けられました。
門を抜けると、さらに大きな広場がありました。

すると……

民族衣装を身にまとった女性がいました。琉球王国時代の少年の格好とおっしゃっていました。了承を得て、後ろ姿を撮影させていただいました。

広福門から入って広場の右側から見てみましょう。
こちらの建物は系図座(けいずざ)・用物座(ようもつざ)というそうです。

系図座(けいずざ)・用物座(ようもつざ)

案内板によると系図座(けいずざ)は士族の家系図の管理や、琉球の歴史書などを編集した役所。
用物座(ようもつざ)は城内で使われる日用品や物品、中国や薩摩藩、江戸幕府などへの貢物を管理した役所だそうです。

建物内はカフェになっていました。あとで調べると琉球王国時代から伝わる伝統的なお菓子が食べられるとのこと……。
カフェに入っておけば良かった〜。今度行ってみます!

こちらの奥にあったお手洗いをお借りしました。右手側の建物は工事中のよう。

洗面所で手を洗おうとすると……

はっ……!

これは……?

なんとかわいらしい……♡

瑞泉門(ずいせんもん)で見た龍樋(りゅうひ)ではないですか♡
こういう遊び心があるのが好きです♡

この奥にもいろいろとありそうですが……
疲れていたのでまた今度見に行きます。(だって広いんだもん)

次回に続きます。

首里城2022年秋⑤

ららみぃたんさんたちの企画した「noteで文化祭」へ参加させていただいています。

#noteで文化祭展示コーナー
#秋だからやってみた

人と人との温かい交流を信じて、世界が平和になるように活動を続けていきたいと思います。