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支援事例「ジムの利用促したい」

令和 5 年 12 月 24 日 沖縄タイムス経済面掲載

SNSで高齢者にPR

 ◆ 企業名 株式会社BuilPani
 ◆ 業 種 トレーニングジム
 ◆ 所在地 石垣市
 ◆ 資本金 非公表
 ◆ 創 業 7年
 ◆ 従業員 非公表
 
【相談】
 島の高齢者の皆さんにも「あなたの心身両面の健康が、家族と島の未来を作る」ということを広く知ってもらい、気軽にトレーニングジムの利用を促したい。

【回答】
 石垣島出身の新里翼代表は「島民の心身両面の健康」「医療費の削減」「石垣島の子どもたちのために」という三つの理念を掲げ2017年にトレーニングジムBuilPani(ビルパニ)=写真=を開業。順調に会員数も増え、事業拡大のため翌年には2倍以上の面積の施設に移転しさまざまな利用者に適したトレーニングができるようマシンの入れ替えた。
 元々石垣島にはトレーニングジムが少なく、ニーズは伸びていたが、もっと幅広い方々に利用していただきたいと、SNS(交流サイト)などを活用したPR方法についての相談で来訪された。
 高齢者が心身の健康を改善する事で医療費の削減や働き手世代・孫世代にとっての負担軽減につながることをもっと知ってほしいと考え、身体機能改善のマシンを活用したイベントを計画しているとのことであった。
 提案したのはSNSを活用して石垣市内の高齢者と同居する人たちをターゲットにPRすることである。イベントには、腰痛や五十肩などで悩む方など多くの市民が参加。参加した高齢者からは、いつでも時間がある時に気軽に訪れたいという希望があったので、65歳以上であればいつでもジムを利用出来るグランド会員という会員制度を作り、多くの方が利用している。

BuilPani(ビルパニ)

 20年に法人化。再度移転リニューアルオープンし施設を大幅に拡充した。マシンも最新設備を導入することで、より多くの市民や島を活用するプロアスリートなどにも利用されている。21年には、バランスの良い食事を提唱する「びるぱに屋」もスタートし、ジムの会員や多くの島民に利用されている。
 石垣島の人が心身ともに健康で、市の医療費が削減され、島の子どもたちの未来のためのお手伝いができることと、さらなる事業の拡大を目指す新里代表。今後、新たな課題の相談にも応えていきたい。問い合わせ先は、ビルパニ、電話0980(87)9022。
(県よろず支援拠点石垣島サテライトコーディネーター・池淵功寛)

 ※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12648390.html


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