見出し画像

宿泊日誌⑤サンシャインシティ プリンスホテル(池袋)でヲタ活しようぜ!

プリンスホテル系、色々な場所にありますよね。
最近は潮見が一番新しいでしょうか?
ミドル~ハイクラスくらいの老舗のホテル、プリンス。
実に20年ぶりくらい…に池袋はサンシャインシティのプリンスホテルに泊まりました。

そして凄い面白い部屋で中々に楽しかった池袋。
アニメヲタクでもあり、ホテルヲタクでもある私がレビュします。

今、熱狂の豊島区池袋

つい先日、売り場面積を劇的に拡大した我らがアニメイト本店。
凄い広すぎて”乙女ロード”時代を知るいにしえのヲタクはビックリするしかない。

池袋。東に西武、西に東武と謎の配置とヲタクが集う秋葉原に続くサブカルチャーの街である。
かくゆう私も、2次元ヲタクにのめり込んだあの頃から訪れている。
アニメの舞台にもなりデレデレしながら妄想してはキャラクターと作品に想いを馳せていたあの頃から実に10数年が経過している。

豊島区はあのトキワ荘ミュージアムもあり、サンシャインシティには文化会館のようなホールも備わり、何ならNEWアニメイト本店の横にもドでかいホールが出来て…巨匠からスタートしたこのカルチャーも今後大きく飛躍するだろう…

池袋、案外ホテルが少ない疑惑

今回は数十年振りにプリンスホテル系に泊まろう!ということでサンシャインシティのホテルを予約したが、毎日じゃらんを見ているホテルヲタク…
気づいたんですよ…

池袋、ホテル少なくね?????と。
いやまぁ…私が見落としてるだけかもしれないんですけども、池袋ってすごい範囲広い割には…って思うんですよ。

西側は結構あるように”見える”けど、ヲタクは東側を行く。
東側…なんだか…少なくね?大塚まで行くとちょっと遠いような気もするし…

”乙女ロード”のあるサンシャインシティを中心に見てみると、結構付近にはホテルが少なく見える。
価格範囲は都内でも比較的安価なホテルが揃うけどもやはり女子はキレイでコスパの良いホテルを探す…が…?

池袋駅東口から延びる、サンシャイン通りなんて…一軒も見当たらないのは気のせいだろうか。確かに何度も通っているけどもホテルって無い気がする。あるのはアミューズメント施設とカラオケ屋と呑み屋が多い。
まぁ、池袋でヲタ活、オフ会があったりした際は立ち寄る選択肢が多いので有難いものの…ホテルの選択肢が少ないのはちょっと不便かもしれない。

ヲタク熱狂の立地、 サンシャインシティのホテル

さて、本題に戻そう。
今回はプリンスホテル系、最近知ったのだが西武が主体らしい。
そうだよな、西武があるもんな、私の地元には無いから馴染みが無いが…流石西武だ。利用したことは無いけど。

建物自体はサンシャインシティの一部、1978年創業の60のお隣、少し背の低い白い建物がサンシャインシティプリンスホテル だ。
入り口は何か所かあるが、今回はアルパ2階から入り、ロビーへ。

入り口の大きなシャンデリアが豪華。時代を感じるデザイン。

入って正面にはレストランの一覧がある。こういった蛍光灯の案内板は老舗感を感じる。いやぁ、プリンスホテルだ…。

なんとサンシャインシティプリンスホテルにはファミマがある。当然24時間営業。お土産も揃い、田舎のファミマ並みに広い気がする。

進んで突き当りにカフェ、ロビーがある。広々としたロビーだが、日曜日だからか結構人が多く、チェックインを待つ行列が出来ていた。
そしてインバウンドだろう、諸外国の方々が多かった。行き交う英語や知らん言葉にくらくらしながらチェックインに向かうと…

重層感のある音楽が響いているのに気づく。これは…天井によくあるスピーカーから流れてるものじゃないぞ…!?

あ!!!!!
ヤマハ製のデッカイスピーカーがあるぞ…!?
流れている音楽はクラシックだが、ヲタクの耳は音質のほうが気になる。
これは…ヤマハのスタンディングスピーカーが…鎮座している…何で…

何で…と思いながらお部屋へエレベーターホールへ向かうと、ドアマンならぬエレベーターマン(?)がお出迎え。
笑顔で「何階でしょうか?」「キーをタッチしてください」とアシストしてくれる。

16平米の部屋が面白過ぎた件

今回じゃらんで1泊2日、朝食、更にナンジャタウンの入場券アトラクション乗り放題パスポート付きのプランを予約しました。
サンシャインシティ、ほかにも水族館入場券がついているものやプラネタリウム券がついているもの、流石商業施設にあるホテルだ。そういった付加価値を付けているプランが充実している。

アニメとのタイアップに、漫画に囲まれたお部屋のプランまで、池袋カルチャーに合わせたプランが充実している。漫画部屋なんてもう…一生読んでやるって感じですよ。何が置いてあるのか気になる。
当然、サンシャイン60が出来たころは日本一の高さを誇ると謳っていたので都内の絶景プランも健在。高層階確約プランで記念日を祝うのもアリ。なんなら推しの誕生日を祝うのもアリだろう?

チェックイン時にカードキー、ナンジャタウン入場引換券、朝食についての注意書きを受け取る。

で、今回のお部屋がこちらである。

どう考えても広さがダブルベッドを一台ドンと置いてあっただろう雰囲気のある今回のお部屋。

なんだこのベッドの配置は…???????
ケンカップルの部屋のようだ。ふつうは並列であるはずのベッドが直列で並んでいる。どういうことだ。面白過ぎる。
…安心してください、プリンスホテルはみんながみんがこういう仕様のお部屋ではありません。ふつうに並列ベッドのお部屋もあります。

しかしながらなぜこの配置になったのだろう。1人利用のお部屋だろう、絶対そうだっただろう、このお部屋。

風呂・トイレはふつうにビジネスホテルくらいの広さ。古さは否めないがキレイ。
シャンプー類はPOLAだがプリンスホテルオリジナルだろう。香りが良かった。キシキシはしない。
アメニティは一通りある。身体を洗う用のボディタオルがあるのがありがたいのである。
ちょっと無理があるだろう、部屋の角に置かれたミニバー兼デスク。水は無料。
デスクライトが置かれていて、少し前から流行りのワ―ケーション向きの作りではあるが
作業するにはちょっと狭いと思う。
あと冷蔵庫が割と小さめなサイズなのでご注意。500mlボトルはギリ縦で入るか入らないか。
テレビは壁掛け。昨今の情勢に合わせ最近はみんなテレビでいろんな情報が見られるようになっている。Wi-Fiもこちらから確認。
貸出備品の充実度が凄くないか???と思ってしまった。栓抜きまで貸出になるのか…
テレビの横にはハンガー×4と消臭スプレー。このスプレーが案外良い香りでした。
ハンガーが時代を感じる擦れ具合でエモいなと感じたのは多分私だけ。
一応スーツケースを置く台とかシューケアブラシあるけど簡素なものになっている。
クローゼットが無いからだね。
パジャマは綿ワッフル織素材のワンピースタイプ。いたってシンプルなもの。
ちなみにベッドはシモンズ製らしい。硬め。
このお部屋の面白いパート②がこのコントロールパネル。
コンセントとUSBがあるけど絶対けんかになるやつ。
「いや俺がUSBだろ」「なんで私がコンセント使わなあかんねん」とかになるやつ。
面白いパート③がエアコンコントロールパネル。まさかのダイヤル式である。
学校のスピーカーか?と思うほどに懐かしい。
温度設定は出来ないようだ。風量調節がちょっと難しい。

久しぶりのビュッフェ朝食

朝食付きのプランだったので地下1階のレストランへGO。
8時頃に向かいましたが結構な出入り。やはりインバウンドの方が多かったですね。スタッフさんの言葉が英語が飛び交う…

情勢により自粛していたところも多いだろう。久々のビュッフェ朝食にワクワクした!

和洋折衷、非常に多くの種類が並んでおり、なかにはライブキッチンとしてオムレツor目玉焼きもありました。ガレットも作ってくれるそうです。
オムレツ美味しかったです。
パンも種類が多く、トースターはバルミューダ。オシャレ…

ナンジャタウン、20年ぶりのアトラクション

10時にチェックアウト後、スーツケースを自宅へ送る手続き(ヤマト運輸・Mサイズスーツケースで2000円程)をして向かったのは同じサンシャインシティ内にあるテーマパーク。

ナンジャタウンとは現・バンダイナムコが主体の屋内型テーマパークだ。
サンシャインシティを代表するエンターテイメント施設と言ってもいいだろうと思うくらい昔からある。
それはもう私が子供のころ遊びに連れていかれたことのあるテーマパークのひとつで、昔は3階構成で今の倍くらいのアトラクションがあった。
今はワンフロアに収められて少し寂しいような気がする。

ロゴは記憶にあるのはカタカナだった時代。あれから何年経っているんだ…
今風のペタッとしたオシャレな色味のロゴになってる。

インフォメーション受付でホテルでもらった引換券を渡し、チケットへ。
これはナンジャパスポートと呼ばれる入園券+アトラクションのフリーチケットのセットで、通常だと大人3700円。
Passのロゴのあるアトラクションであれば、このナンジャパスポートでは乗り放題というシステム。
昔からのアトラクションや最新VR、アニメコラボもある。
平日にも関わらず子どもが多かったし、お昼時になると餃子を買って食べ比べするひとが多かった。
アトラクションをオールクリアするにも半日は遊べるだろうか。

ヲタ活に安心呑み屋も充実池袋

最近都内に来たら訪れているHUB。美味しいし推し活に最高。

池袋は凄いと思う。コロナ禍前、通院時代に池袋を通っていたが本当に何でもあるし渾沌としている。私の世代でいうまさに”デュラララ”の世界だ。
変化が目まぐるしく、それでもヲタクに優しい。

アニメイト本店に乙女ロード。サンシャイン通りに60通り。ハシゴしてグッズ探しをしてカフェでキャッキャする。カラオケにでも行って、呑み屋で推しを語り合う。
充実しているカルチャーの街だ。
10数年前はやはり乙女ロードの影響か、女性ヲタクが多かったが、最近は男性ヲタクもいる。秋葉原に負けないくらいヲタクがいる。
この空間を感じるのも、カルチャーの街ならではなのかもしれない。

これからも変わる熱狂の池袋。
足を運んでみてはいかがだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?