おきひかる

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サイケデリック・マニュアルの可能性

サイケデリック・マニュアルの可能性   おきひかる               (『マリファナX』第三書館刊 1995年)  ティモシー・リアリーらは『チベットの死者の書』を、肉体の死後に魂を導くための書物としてではなく、「自我の死と再生」をガイドする書物と解釈し、サイケデリック体験のマニュアルとして活用した。最近、そのマニュアル本が日本語に翻訳され(邦訳『チベットの死者の書~サイケデリック・バージョン~』)私も興味深く読んだ。  この書を通して、私はリアリーらの先駆的な役

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    • アヤワスカ体験の帯域

      おきひかる 2004年 目次 はじめに (1)幾何学的ヴィジョンの帯域    (いわゆるサイケデリックヴィジョン)    (性的エクスタシー) (2)深層的ヴィジョンの帯域    (無数のミミズに氾濫)    (嘘をついては光に出会えない)    (毛糸玉のヴィジョン)    (あるがままに感じる) (3)超正気の帯域 はじめに  ずいぶん以前のことになるが、ブラジルから日本にサントダイミ教のシャーマンがやってきて行ったワークに何度か参加したことがあった。  もっとも、

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      • チャクラとサイケデリクス~MDMAと2CBの比較~

        オルタード・デイメンション 第7・8合併号 チャクラとサイケデリクス~MDMAと2CBの比較~ おきひかる 【1】 チャクラとサイケデリクス どのサイケデリクスが、どのチャクラに特異的に働きかけるのだろうか。 もちろん、サイケデリクスの効果は、服用量、セット、セッティングによって随分違う。しかし、上のような問いの立て方をすることは、まったく無意味ではないだろう。特定のチャクラに働きかける度合いの強いサイケデリクスというのは、事実、存在するように思える。 チャクラとは、

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