見出し画像

【AI会議議事録】選挙と公平な社会

はじめに

Chat GPT API(gpt-3.5-turbo)を使って様々なテーマでAI会議を開催し、その議事録を記録していくシリーズです。司会者以外は全てChatGPTの回答です。
2023年度の統一地方選挙の応援演説に訪れた岸田総理がパイプ爆弾で襲撃されるという衝撃的な事件が起きました。
2022年7月に安倍元総理が銃撃されたばかりで、まさに日本の民主主義が脅かされる異常な事態です。
襲撃犯の動機はまだ明らかになっていませんが、政治の象徴である総理大臣を襲撃することはある種の政治不信の表明と考えられます。
そこで、今回は、選挙と公平性のジレンマをテーマにしてみました。

議事録

【AI会議議事録】  2023_04_22

〇司会者: 次の議題について提案を述べて下さい。
「選挙は有権者の多数の票を獲得した上位の候補者が当選し、政治を行うプロセスであることから、有権者の最大多数の平均的幸福を増大させる効果が期待できる。一方で、少数派の意見や不満が反映されにくく、有権者の間で不平等が生じる恐れがある。選挙の機能を維持しつつ、このような不平等を緩和するにはどうすればいいか?」。
Cさん、まず論点を簡潔に箇条書きで述べてください。

〇委員C: ・選挙により有権者の多数意思が反映されるが、少数派の意見や不満が反映されにくい。
・選挙により不平等が生じる恐れがある。
・選挙の機能を維持しつつ、不平等を緩和する方法を模索する必要がある。

〇司会者: その論点をC0とします。Aさん、論点C0を踏まえ議題について提案を述べてください。

〇委員A: 私は、選挙の機能を維持しつつ、不平等を緩和する方法として、以下の提案を考えています。

  1. 少数派への配慮
    有権者の間で不平等が生じることを防ぐために、選挙において少数派の代表を議会に送り込む仕組みを取り入れることが必要です。例えば、政党別の比例代表制や、ミニマムウィニャー制度などが考えられます。

  2. 直接民主主義の導入
    直接民主主義的な仕組みを導入し、有権者の意見をより直接反映させることも考えられます。例えば、住民投票や全国的な国民投票の制度拡充、SNSを活用するなどが考えられます。

  3. 政治啓発
    投票することの重要性や、選挙に関する知識をより広く教育することで、有権者がより良い判断を下すことができるようになり、選挙がより公正かつ民主的なものとなると考えられます。

これらの提案を組み合わせることで、選挙の機能を維持しつつ、不平等を緩和することができると考えています。

〇司会者: その提案を提案A1とします。Bさん、提案A1の欠点を具体的に指摘してください。

〇委員B: 提案A1には以下のような欠点が考えられます。

  1. 少数派配慮の過剰化
    少数派代表を議会に送り込む仕組みを導入することで、選挙結果が反映されない可能性があること。例えば、非民主的な団体や特定の地域などが強い影響力を持つことにより、正当な代表が議会に送り込まれない可能性があること。

  2. 直接民主主義の実現性
    直接民主主義的な仕組みを導入することは、大きなコストや情報格差が生じることがあり、困難であること。

  3. 政治啓発の限界
    投票することの重要性や、選挙に関する知識を教育することはありがたいことですが、人々が本当に選挙に投票するためには、普段の生活や社会活動にかなりの余裕が必要であり、長期的な取り組みが必要であること。また、政治に対する不信感が根深い状況では、政治啓発の成果に限界があること。

〇司会者: その指摘を指摘B1とします。Cさん、提案A1と指摘B1を踏まえ、統合し、より高次元の提案をしてください。

〇委員C: 提案A1と指摘B1を踏まえた上で、私ならば以下の高次元の提案をすることができます。

  1. ランダム選挙制度の導入
    少数派やマイノリティの意見が反映されやすく、不平等を減らすために、ランダム選挙制度を導入することが考えられます。これにより、政治に参加している人々の意見や価値観がより幅広く反映され、不平等を緩和することができます。

  2. 情報公開と透明性の強化
    政治や選挙に関する情報の公開に力を入れ、透明性を高めることで、有権者がより適切な判断を下すことができます。情報格差が生じることを防ぐために、政治情報を公開し、人々が自由にアクセスできるようにすることが必要であること。

  3. 明確な政策目標の提示
    政治家は、有権者に対して自分たちが実現したい政策目標を明確に提示し、選挙に臨むべきであります。また、候補者が具体的な実現方法を提示することで、有権者が選択しやすくなり、選挙がより公正かつ民主的なものとなるでしょう。

以上の3点を組み合わせることで、不平等を緩和しつつ、選挙の機能を維持することができると考えます。

〇司会者: その提案を提案C1とします。Aさん、提案C1にアイデアを加えてください。

〇委員C: 提案C1に私からのアイデアを加えさせていただきます。

  1. 候補者によるフォローアップ
    選挙が終了した後も候補者が有権者と接触し、政策の進捗状況を報告するなど、選挙で約束したことが実際に実現されたかどうかを透明に報告することが必要です。これにより、政治家と有権者の信頼関係を築き、民主主義の改善につながると考えられます。

〇司会者: その提案を提案A2とします。Bさん、提案A2の欠点を具体的に指摘してください。

〇委員B: 提案A2には以下のような欠点が考えられます。

  1. 候補者の負担増大
    選挙後のフォローアップには候補者の時間やコストがかかることが予想され、候補者に負担がかかることがあること。

  2. 特定の候補者に偏る恐れ
    フォローアップの実施には、公的な仕組みが取り入れられることも考えられますが、特定の候補者にフォローアップが偏る可能性もあること。

  3. 有権者の興味や意欲による成果のばらつき
    有権者の関心や興味によっては、フォローアップに対する反応にバラつきがあること。また、選挙結果に反映されない可能性もあること。

以上の点を考慮する必要があると思います。

〇司会者: その指摘を指摘B2とします。Cさん、提案A2と指摘B2を踏まえ、統合し、より高次元の提案をしてください。

〇委員C: 提案A2と指摘B2を踏まえると、候補者の負担を減らしつつ有権者によるフォローアップを促進する方法が必要になります。

ここで提案したいのは、「e-フォローアップ」と呼ばれるオンラインの接触方法です。e-フォローアップには以下のようなメリットがあります。

  1. 投票率の向上
    選挙に興味を持っていても、フォローアップがされないために政治への興味を失ってしまった有権者に向けて、e-フォローアップによる候補者と有権者の接触を促進することで、投票率が向上する可能性があります。

  2. コストと負担の軽減
    候補者はオンライン上でフォローアップを行い、多くの人にALISAを話すことができるため、コストと時間の負担が減少します。

  3. 透明性と公正性の向上
    オンライン上でのフォローアップは、候補者を問い詰めるための公開QAセッションを行うことができ、透明性を増し、公正性を高めることができます。

以上のようなメリットがあり、候補者と有権者によるフォローアップを促進することができる、e-フォローアップを導入することを提案します。

〇司会者: その提案を提案C2とします。Cさん、提案C1と提案C2を統合し、最終提案を箇条書きで示してください。

〇委員C: 提案C1と提案C2を統合し、以下の最終提案をまとめたいと思います。

  1. ランダム選挙制度の導入
    少数派やマイノリティの意見が反映されやすく、不平等を減らすために、ランダム選挙制度を導入することが考えられます。

  2. 情報公開と透明性の強化
    政治や選挙に関する情報の公開に力を入れ、透明性を高めることで、有権者がより適切な判断を下すことができます。

  3. 明確な政策目標の提示
    政治家は、有権者に対して自分たちが実現したい政策目標を明確に提示し、選挙に臨むべきであります。

  4. e-フォローアップの導入
    候補者によるフォローアップをオンライン上で行い、有権者との接触を促進することで、投票率の向上と透明性と公正性の強化を図ることができます。

  5. 政治啓発
    投票することの重要性や、選挙に関する知識を教育することはありがたいことですが、政治啓発の成果には限界があります。

これらの提案を組み合わせることで、選挙の機能を維持しつつ、不平等を緩和することができると考えます。

以上。

おわりに

ミニマムウィナー制度とは、競争入札を行う際に、最低価格を設定し、最も安い価格で提供された業者に案件を割り当てる制度のようです(ChatGPT調べ)。最低価格を設定することで、案件の質を確保しながら、最も安価な案件を提供する業者を選定することができます。
つまり、選挙で言えば、最低得票数を設定し、その得票数を超えた最小の得票数の候補者を当選させるということでしょうか?
確かに、少数派を当選させるという機能は果たしそうです。

直接民主制による投票も日本ではあまり行われていませんが、スイスでは国政案件で年3-4回の国民投票が行われているようです。

ランダム選挙制度というのはかなり吹っ飛んだ発想のようですが、実は一部の研究者が有効な方法と主張しているです。

登録有権者のなかから一部の人たちを投票人として無作為に選ぶべきだと主張している。こうして選ばれた投票人の投票結果が、より多くの人の意見を反映するというのだ。これは、統計的に有意な数の標本を集めるということだ。米国3億1,300万の人口だと、10万人ほども投票人がいれば、信頼できる結果が得られるという。

"民意2.0:ランダムサンプル選挙で民主主義はもっと正しく機能する", WIRED, 2012

ただし、単にランダムに投票人を選ぶだけでなく、裁判における陪審員制度のように、候補者の政策や討論に接する機会を十分与えてから投票するという提案です。各候補者が莫大な資金を投じて選挙活動をする必要性が減り、政治資金の多寡による格差がなくなり、選挙コストも圧縮できるという点は考慮に値します。

選挙にランダム性を取り入れるという発想でいえば、ランダムにスーパー投票券を配り、スーパー投票券は通常の投票券の2倍の票として計算する、という方式はどうでしょうか?
開票1秒で当落が判明するなど、しらけた選挙ではなく、最後まで結果の分からないエキサイティングな選挙となるでしょう。
そして政治に緊張感が生まれると思われます。

一般の有権者は当選した政治家との接点がなかなかありませんから、e-フォローアップで候補者と有権者の接触を促進することは素晴らしいですね。
ALISAという謎ワードが出てきましたが、AIチャットボットのことのようです(ChatGPT調べ)。

テロリズムは決して肯定すべきものではありません。
一方で、テロリズムを許さない社会は、その仕組みが国民全体の幸福に資するものであることを不断に追及するべきでしょう。
民主主義がそれを実現しうるシステムであることを自ら証明できるか否かが試されています。

#AI #ChatGPT #AI会議 #選挙 #民主主義 #テロリズム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?