𝑯𝒂𝒍𝒍𝒐𝒘𝒆𝒆𝒏について調べてみた

Halloweenって結局何なん？
お菓子を貰える仮装パレードする日と違うの？

⒈起源
ハロウィンの起源は、古代ケルト民族が行っていた秋の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う宗教儀式「サヴィン祭」。
古代ケルトでは11月1日が新年とされており、大晦日である10月31日には先祖の霊が家族に会うために現世に戻って来ると信じられて居た。
しかし、先祖の霊だけでなく悪霊や魔女も一緒にやってきて作物を荒らしたり、子どもを連れ去っていったりと、悪さをするとも考えられていたため、サヴィン祭では焚き火を行い人々は仮面を被って仮装し、悪霊達を追い払っていたと伝えられている。

古代ケルト民族: 青銅器時代に中央ヨーロッパに登場し、紀元前1200年頃～前500年にかけてハルシュタット文化を発展させたと考えられて居る。

⒉名前の由来
ハロウィーンの名前の由来には、11月1日にあるカトリックの「諸聖人の日（万聖節）」が関係している。
①諸聖人の日の旧称である「AllHallows」
②前夜という意味の「eve」が加わる「Hallowseve」
③「Hallowseve」という言葉が訛る=「Halloween」（ハロウィーン）

「諸聖人の日（万聖節）」: 諸聖人の日はカトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日。古くは「万聖節」と呼ばれていた。カトリック教会の典礼暦では11月1日。

⒊ハロウィーンの行事意味
すべての聖人と殉職者を記念する前夜祭にあたる行事。故人を偲ぶと言う目的ではヨーロッパの日本で言うお盆。

⒋お菓子を配る理由
お菓子を配るようになった理由としては、夜の町にさまよう悪霊を遠ざけるため「お菓子をあげるから帰ってください」とお願いする目的がある。
その起源は、ヨーロッパの「souling（ソウリング）」という儀式が関係している。
ヨーロッパでは、ハロウィンの夜が明けた11月1日は「諸聖人の日」となり、その翌日11月2日が「死者の日」にあたる。
当時、この日はキリスト教の信者が人々の家を周り、死者の霊魂を鎮めており、人々は魂を鎮めてもらったお礼として「ソウルケーキ」を差し出し、ケーキを差し出さなかった家では天国に行けなかった霊魂がいたずらをして災いを起こすと恐れられた。
このソウリングの風習が伝承され、「お菓子（ソウルケーキ）か、いたずらか」という現代の楽しいやり取りに繋がった。

⒌お菓子を配る時の合言葉
「Trick or Treat」とは「お菓子をくれないといたずらするぞ」という意味。お化けに仮装した子どもたちが、自分をもてなして欲しいという気持ちを表している。1952年のディズニーアニメが発端でアニメの中のセリフがそのまま使われて今日まで続いている

⒍おばけに仮装する意味
ハロウィンは様々な格好をして楽しく仮装する。
仮装することでやってくる悪霊などに自分たちを魔物の仲間だと思わせ、怖がらせることによって追い払ったり、災いを遠ざけたりすることができると古来から信じられており、こうした魔除けのために、現代でもハロウィーンの日に仮装をする風習が受け継がれた。

7.カボチャのランタン(ジャックオーランタン)の意味
そもそもはジャックオーランタンは「カブ」で、ジャックオーランタンの由来はアイルランドの昔話、悪魔をも騙す悪い男「ジャック」。
ジャックは生前、自分が死んでも地獄に行かないという約束を悪魔と交わすが死後、悪さばかりしていたジャックは天国に入れてもらえない。悪魔との約束があるので地獄にも行けず、行き場をなくしたジャックの魂は暗い道を歩き続けるだけ。悪魔からもらった火をカブの中に入れて提灯を作り、あの世とこの世をさまよい続け、「提灯ジャック」（ジャックオーランタン）となった。
この提灯の明かりが善い霊を呼び寄せ、悪霊を追い払う役割をするとされ、ハロウィンにはジャックオーランタンを玄関前に飾るようになった。

カトリック系民族が時代と共に勢力を拡大し、やがてケルト系民族を侵略。カトリック系民族はケルト人が行っていた諸聖人の日をキリスト教にも取り入れ、それに伴いハロウィーンも世界に広まった。
そしてアメリカに伝わった際、カブはカボチャへと成り代わる。
理由はアメリカではカブの生産量が少なく、カボチャが多く収穫されていたから。これにより全世界へと広がり、「ハロウィーン＝カボチャ」が定着した。

以上です。
ハロウィーンがただのお菓子配りの日では無い事が伝わりましたなら幸いです。
渋谷でのお祭り騒ぎ、本当に死人が出る前に終わって良かったと安堵するアタイでした。

顔が大好きなフゥジさん。
好き過ぎて匂い嗅ぎたくなる方です。
(JとFUKASEにフゥジさんを並べるとアタイの好みの顔が寄れないのお分かりいただけるかと♡)

それではドロン🥷

ハロウィーン楽しんで下さい♡